【₡R】隣の席は問題【drm】 (ページ4)

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■ ページ4

｢遅れましたァ！！｣

クラスの目線が一気に彼に行く

シーンとした空気を破ったのは担任だった。

担任｢ぉ、おぉ珍しいな、席替えしたんだ｣

ほらあそこ、と指を指す先には＿＿＿＿＿

私？

何度瞬きしても指を指す先は私の隣の席。

まさか嫌な予感が的中するだなんて思っても居なかった。

ああ、最悪だ。そんな事を考えて居る内にもう教卓から目を背けていた。

その内に彼は既に隣の席に座っていた。

よく考えれば、彼は今日ただ“偶然”学校に来て“偶然”私の隣の席になっただけであって、

変に巻き込まれる事は無いのでは？

そうだ、そうじゃないか。彼が私と友達な訳でもない。なのにわざわざ絡んでくる訳が無い。

何を焦っていたのだろうか、目を覚ませ。

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授業中、授業中に考えるのは良くないのかもしれないけどどうしても、どうしても気になる。

隣からの目線が。

何かの間違いだと思って気にしないようにしていたけれどどうしても気になる。

何だ、何故そこまで目線を感じる？

寝癖…とか？いや、十分髪は朝梳かした。ネクタイはズレて…無い。

なんだろう、と考えている内に授業終わりのチャイムが鳴った

やばい途中からノート写してない、やらかした

頭を抱えていると教師から話しかけられた。

｢どうした？ボーッとしてたが、｣

どうやら私の体調を気にしているようだ

『いえお気になさらず』

私が断っても納得いかないようだった。

｢んー、授業中に体調崩されても…じゃあ赤萩、Aの事保険室まで連れてってくれ｣

『え。』

｢ぇ、俺？｣

保険室に行かせられるのはわかってたけど

流石に問題児は違う！！！！