加州清光 ページ27
「あーるじ❤」
『加州、暑い。あと周りからの視線が痛い』
「じゃあ俺だけ見てればいいじゃん」
私の腕に抱きつきながら楽しそうにしている加州。
何でも、加州の愛用しているマニキュアがもう無くなったとかで、新しいマニキュアを買いに万屋に来ている。
.....たまたま加州を近侍にしたのと被ってしまったのだ。
「主、一緒に入ろ？」
『私は、彼女の買い物に笑顔で付き添う彼氏じゃないんだ。一人で行ってきなさい。それに買う物は決まってるんだろう？』
「決まってるけど〜....たまには紅だけじゃなくて、主の好きな色とか塗ってみたいじゃん？」
『好きな色？青だけど....加州には紅が一番似合ってるよ』
「！！ホント！？じゃあ青か紅買ってくるから、ちゃんとここで待っててよ？他の本丸の俺とか刀とかとイチャイチャしてたりしたらそいつ殺すから！」
『だ、大丈夫大丈夫！いってらっしゃーい....』
手を振ると、加州は嬉しそうに店へ入っていった。相変わらず物騒で怖いな.....。
.
.
.
.
「あれ、浦風さん？」
ふいに名前を呼ばれ、ビックリして振り返る。
そこには、いつも審神者会議で見かける男審神者がいた。
ちなみに私はこいつのことが苦手だ←
「ああ、やっぱり浦風Aさんか！ごきげんよう」
『....どうも。いつもいつも嫌味ばかり言ってくる男審神者さん。ついでに名前で呼ぶの止めてくれます？』
「あはは、止めてくれよその呼び方は。すまないな、ついつい。今日は一人かい？へし切長谷部は？」
『はぁ...今日は加州清光と万屋に来たんです。長谷部は内番ですよ。うちは近侍をコロコロ変えるのでね』
「....ああ！そういえば愚痴ってたなぁ。まーだヤンデレ男士達に悩まされてるのかい？」
『...まぁ。で？今日はなんです？嫌味の続きですか』
「まさか！そこまで俺も暇じゃないさ」
男審神者は私の隣に座り、突然険しい表情をした。
「君のあの話を聞いてから、俺なりに刀剣男士のヤンデレ化について調べたのさ。まぁ、全部正しいってわけじゃないけど....政府で働いてた奴に協力してもらったから、有力な情報ってのは間違いない。....聞くだろ？」
彼の問いに、私は無意識に頷いていた。
もしこれで刀剣男士達がまともになってくれるのなら....そう願って。
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もへ(プロフ) - こんばんは初めまして！読ませて頂きました。とても続きが気になります！これからも無理せず頑張ってください^^ (2019年4月12日 21時) (
レス) id: 3a81a59490 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2019年1月21日 8時) (レス) id: 88e0097a07 (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃ@毒占欲の人 - 全部読ませて頂きました！刀剣乱舞のヤンデレって良いですね。私も同じく書いているのですが、こんなに上手く行かないです。 (2019年1月9日 22時) (レス) id: 8c76c836b6 (このIDを非表示/違反報告)
椿(プロフ) - 全話読みました。すごく良かったです！続きが気になりますし、審神者も刀剣も共依存になっているのでは？ということも思い浮かんできます。更新頑張ってください！ (2019年1月3日 20時) (レス) id: 7e18d65cd1 (このIDを非表示/違反報告)
篠霧 - ヤンデレ、ありがとうございます とっても好きです。頑張って下さい。 (2018年12月13日 21時) (レス) id: 5b34b7d6f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みかづち
| 作成日時：2018年11月12日 21時
