無限の未来 14th season (ページ39)

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689話ページ39

【慎太郎】

緑「沖縄以来の…寝起きドッキリ、part2」

俺も、隣のジェシーも、とりあえず頭は回ってないけど、ワクワクしてるのは確か。

前回の引っ掛かりようを見てれば、仕掛けるのがどれだけ楽しいかは、言うまでもなく。

今回は1人部屋だから、もう1人が起きちゃうのも気にしなくていいし…ただ、眠い。

赤「前回の、食品サンプルも面白かったからね」

緑「そうね、期待大です…って、京本さん…？」

前回かなり楽しいリアクションを見せてくれたきょもだったけど、残念、今回は不発。

部屋に入ってしばらくしたら、仕掛ける前に俺らに気付いちゃうし、その後もことごとく不発。

なぜか本人も悔しそうだけど、切り替えて仕掛け役になってもらう。

赤「開いた、開いた。電気つけて…」

桃「寝てるねぇ～」

黄「んんぅ…んだよ、、、」

緑「こち、こーち、おはよ。ね、とりあえずチョコ食べて？」

とりあえずチョコなんていう、適当なフリでも、寝ぼけている高地はすぐに食べてくれるもんだから、ようやくドッキリ大成功。

高地は早朝に起こされたことに、若干怒り気味だったけど、この後仕掛け人になれると分かれば、楽しんでる。

黄「そういえば、Aは？行った？」

緑「いや、Aはまだ」

黄「結局あいつ一人で寝たの？寝れてるかなぁ…」

昨日の朝のことがあるからなのか、Aの体調を思って、ちょっと心配そうな高地。

その割には、かなり楽しそうにイタズラ選んでるけどね。

まぁ、とりあえず北斗だ、北斗。

Aより先に起こさないと、北斗怒りそうだしね…って思ったのに。

緑「マジか…開かない」

桃「あわぁ～、マジかぁ～」

黄「ワンチャン、Aこの中だぞ？」

緑「これ、そうじゃなかったら、北斗ダメだ」

樹の部屋はなんとなく怖いから最後にするとして、Aの部屋へ向かう。

前回のドッキリの時は、熱出してて樹の腕の中だったから、Aにはドッキリを仕掛けられず終いだったし、他のメンバーもワクワクしていた。

赤「…樹か北斗の部屋だ」

ジェシーのその声に、ガッカリするよりも、いつも通りのAがちょっと愛おしくなったのは、ここだけの話。