無限の未来 14th season (ページ35)

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685話ページ35

【大我】

すとらじで、たんまり喋りまくった後に、もう一本だけ緩い動画が欲しいと言われ…

「ほんまに、こんなんでええの？」

青「まぁね、僕たちが普段からリハの休憩時間とかに遊んでるゲーム…」

「そんなね、しょーもないもんを取り上げていただいて…ヤバいよな」

今日のAは、樹のMC補佐。

このゲーム、いっつもリハの間も楽しそうに、キャッキャ言いながらはしゃいで見てるAだけど、実際にやるとなると、Aはできない。

青「まぁね、Aはちょっと病気の影響があって、このゲーム参加はできないんだけど…」

「そう、気持ち悪くなっちゃうしね。頭の傷、何かあるといけないからダメ～」

桃「あ、じゃぁ今日はAが押せばいいじゃん！」

「あ、押したい！遊びたい！」

Aさん、すでに“遊びたい”って、心の声が漏れちゃってます。

しかも、想像以上に目キラキラさせて言うもんだから、提案した俺も満足、満足。

「じゃぁ、樹くんからね！いくで？」

青「オッケー。あ…結構ゆっくりだ…(ｺﾞﾝｯ！)」

「ああっ、痛っ！ごめん、大丈夫？」

青「もーちょいあると思った。2.3秒ぐらい。あと思ったよりも痛かった」

「ごめん、ごめん」

樹の頭が壁にぶつかった時の音を聞いて、全員がビックリのリアクション。

これは、Aに参加させなくて正解だわ…って、みんなが思ったと思う。

「大我くんさぁ、早いのと遅いのとどっちがいい？」

桃「中間ぐらいでいこうかな」

「んりょ。いくよー？」

ゴロゴロと進んでいく椅子の音に、感覚を研ぎ澄ませて…多分、今で半分くらい。

あと3秒、2…

コンっ。

「へへへっ、大我くん、残念！」

黄「半分まで、まーじでよかったのに！」

「どぼーんっ！」

大我くん、本当に惜しかったんだよ～って、どの辺りまで俺が完璧だったのかを力説してくれるAがかわいくて、たまにはこんな低予算企画もあり。

そのあと、北斗が全力でジェシーを拒否したり、見てる側としては本当にただくだらなくて、面白いだけ。

Aがスタッフさんから最後に、お手伝い賞ってお菓子の詰め合わせもらって喜んでたのは、さすがに笑ったけど。