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【北斗】
なんかあったら…ってジェシーにそう言っておいたのは、どことなく、すでにしんどかったからで。
なんとなーく、いつもとちょっと違う感じがしてるけど、だからといって、別にどこがどうってわけでもない…。
この“なんとなく”の違和感が、ジェシーと2人っていう慣れない環境のせいなのか、それとも本当に体のどこかが不調なのか…今の俺には、分かりかねた。
赤「なぁに？」
黒「えっ、何が？」
赤「今度は北斗がボーッと俺のこと見つめて、ピターッて止まってるよ？」
黒「…そりゃ失礼しました〜」
そんな半ばふざけた会話をひと挟みして、緊張がほぐれたのかいつの間にか違和感なんてなくなっていて。
ただ、普段通りに…というか、なんならいつもより穏やかな時間が流れていた分、かなり集中はできていて、仕事が捗るっちゃありゃしない。
って…余裕ぶっこいてられたらよかったんだけど。
赤「えっ、北斗！？ねぇ！北斗！北斗っ！？北ちゃん！」
あまりに急な悪化だった。
違和感とかのレベルじゃない、もう完全にアウト。
なんの前触れもなくブラックアウトして、視界が一気に奪われて…気づいたら床に体預けるしかなくなっていた。
気持ち悪いのは、意識だけはハッキリとしていること。
ジェシーの声もちゃんと聞こえているのに、返事ができなくて…ブラックアウトした視界はそのままで、別に何が痛いわけでもないのに身体が言うことを聞かない。
赤「すみません、救急車…その、えっと…救急車を…！」
焦ったジェシーの声。
やめて、大丈夫だから…救急車なんて呼ばなくていいよって…そう言いたいのに、やっぱり体は言うことを聞かず。
赤「北斗！北斗…っ、救急車、呼んだから！すぐ来てくれるって！ね、がんばって…」
グズグズと鼻が鳴るところを見ると、多分ジェシーは泣いていて。
こんな風に不安にさせてしまったことが、あまりに申し訳なさすぎる。
大丈夫、大丈夫だよって隣でずっと声をかけてくれて、背中さすってくれたり、水飲ませようとしてくれたりするジェシーに応えられないのが情けない。
フワッと浮いた感覚がしたから、救急隊の人に運ばれたんだろう。
気づいたときには、心配そうな顔したジェシーが俺の手を握っていた。
藤ヶ谷先生の顔を見て、全てを察した。
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かん。(プロフ) - めめさん» いつもリクエストありがとうございます！続編�┐砲討砲�にのお話完結となります！お待たせしてしまってすみません。。またぜひリクエストいただけると嬉しいです♪これからも、田中家お楽しみいただけますように♡これからもよろしくお願いします！ (2023年1月10日 20時) (
レス) id: bd45e6ad2b (このIDを非表示/違反報告)
かん。(プロフ) - ソラさん» リクエストいただき、ありがとうございました！続編にてお話完結となります。大変お待たせしてしまい、申し訳ありませんでした(;_;)お楽しみいただけたら嬉しいです！これからも、お話お楽しみいただけるように、頑張ります☺︎今後ともよろしくお願いします！ (2023年1月2日 18時) (レス) id: bd45e6ad2b (このIDを非表示/違反報告)
かん。(プロフ) - めめさん» お待たせいたしました、続編にてお話書かせていただきました！パパメインで、少し子どもちゃんたちの出番が少なくなってしまいましたが、大丈夫だったでしょうか？(･･;)お楽しみいただけてたら嬉しいです！これからもよろしくお願いいたします☺︎ (2022年11月13日 0時) (レス) id: bd45e6ad2b (このIDを非表示/違反報告)
かん。(プロフ) - 麻耶さん» お時間かかってしまい、申し訳ありません。続編にて、お話完結となりました！リクエスト、ありがとうございます☺︎お楽しみいただけたでしょうか？これからも、たくさんお話読んでいただけたら嬉しいです！これからも、よろしくお願いします❤︎ (2022年11月6日 18時) (レス) id: bd45e6ad2b (このIDを非表示/違反報告)
かん。(プロフ) - めめさん» 大変お待たせいたしました、続編にてお話完成です☺︎リクエストありがとうございました！ジェシーのお話、なかなか書けていなかったので、メインにできたことが大満足です！お楽しみいただけたら嬉しいです！いつも読んでいただきありがとうございます！ (2022年10月25日 13時) (レス) id: bd45e6ad2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かん。
| 作成日時：2022年6月9日 18時
