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【北斗】
宮舘「お疲れ様。…っと、ちょっとしんどそうだね」
黒「ごめ…せんせ、なんか…気持ち悪い…っ」
宮舘「ごめん、翔太が誰かいるー？」
今日は慣れた検査だし、大丈夫だろうなんて踏んでいた俺の予測が大きく裏切られた検査終了間際。
理由なんて、ほぼほぼ分かりきってる。
宮舘「ふふっ。ごめん、緊張するよね…。しかも検査以外のことだし。このままだと、今日中に帰してあげられるか予測立たないないし、個室…なんとか抑えようか。最悪、1日や2日なら、別の病棟にお願いすることもできるし…」
渡辺「んー…北斗が無理するくらいなら、その方がいいかもね。北斗、ごめん。もうちょいここで…」
黒「いや…！その…。できれば、予定通り…が、いい…」
宮舘「…ん？」
黒「その…。相部屋の、その子が嫌じゃなかったら…なんだけど…相部屋で、というか…その子に、俺は…会ってみたい」
目を丸くした先生としょっぴーが、こちらを見ていた。
そりゃぁそうだ。
どこまでも人見知りで、新しい出会いなんて当に久しく避けてきていた俺を知っている2人なら、今日のこの発言があまりに珍しいことくらい。
でも今は、直感を逃したくなかった。
大袈裟だけど、出会わなきゃいけない…そんな気がした。
渡辺「絶対に、無理はしないこと。というか、基本は2人とも安静だから。ベッドの上でおしゃべりしたりとかはいいけど…」
黒「そんな子どもじゃないって」
渡辺「そうだけど！…まぁ、いい時間になるといいな」
黒「えー？」
渡辺「これから先、お前としめ…あぁ、同室の子ね？しめが、ずっと付き合い続けていくのかはわかんないじゃん。もしかしたら、全然馬が合わなくて、気まずい関係になるかもしんないし」
黒「…脅さないでよ」
渡辺「ふははぁっ！まぁそれは冗談だけど。でも、こんなに近くで…自分と同じように頑張ってるやつがいるって…そう思えるだけでも、なんか違くない？」
俺にはそんな経験できなかったから…って、しょっぴーは少しだけ、寂しい目をしていた。
辿り着いた病室では、自分より幾分若く見える男の子。
煩わしそうにカニューレを外した彼は、俺の方を見てニコリと笑った。
ニコりと笑って…。
七五三掛「やっと会えた…俺の、仲間」
もう一度、トクンと胸が高鳴った。
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かん。(プロフ) - 真奈、さん» 申請いただきありがとうございます。リクエストに関しては全て対応をしている認識です。ご確認をいただけますと幸いです。作品を好きになっていただき、ありがとうございます☺︎今後とも、よろしくお願いいたします！ (12月1日 11時) (
レス) id: 6c35b9b8a4 (このIDを非表示/違反報告)
真奈、(プロフ) - ご連絡ありがとうございますPrivatterでのフォロワーのみだったんですね…。逆に今からフォロしても承認されれば読むことは可能ですか？ 勝手ながら、早速フォローさせてもらいました。確認いただけると助かります、 (11月30日 23時) (レス) id: 300884fa2c (このIDを非表示/違反報告)
かん。(プロフ) - 真奈、さん» なお、本編については全てPrivatterでフォロワー限定公開をしており、他の方もそちらでお楽しみいただいております。わざわざ、このために新たなアカウントを作成いただいた方も多数おられる中の個別対応は公平ではないと思いますので、ご理解いただけますと幸いです。 (11月30日 7時) (レス) id: 6c35b9b8a4 (このIDを非表示/違反報告)
かん。(プロフ) - 真奈、さん» コメントありがとうございます。本編に関しては皆さま統一のルールのもとパスワードは一切公開しないことをお伝えさせていただいておりますので、個別であってもパスワードはお伝えいたしかねます。申し訳ありません。 (11月30日 7時) (レス) id: 6c35b9b8a4 (このIDを非表示/違反報告)
真奈、(プロフ) - いつも楽しみに読んでます。本編をまた最初から読みたくなってしまいました。こちらに書くのは大変申し訳ないのですが…。もしよろしければパスワードをメッセージ等でいただけると嬉しいです。ご検討お願いします。 (11月30日 0時) (レス) id: 300884fa2c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かん。
| 作成日時：2023年8月20日 22時
