何が起こるか分からないなんてさ… ページ41
【北斗】
黒「A〜？おぉ…ダメそうねぇ」
「頭…痛い…」
黒「ん。…偏頭痛かなぁ。手、どけれる？」
「…ゃ」
黒「一瞬、一瞬。偏頭痛なら…冷やした方が、楽になるからさ。天気悪いし…光もしんどいなら、きっと偏頭痛だと思うし。ね…ごめんよ」
季節の変わり目で、なかなかに気圧の変動が激しい最中。
Aも大人になってからは、随分とこういった気候の変動に左右されることは減ってきたんだけど、ここ最近は、また少し不調気味。
それも、1日や数日のことじゃなくて、こんな状態がしばらく続いているて、今日はついにまともに仕事するのすらもしんどそうだし、家に帰してやろうにも、無理に動かすのもかわいそうなくらい。
こんなこと、今までだってあまりあったことじゃないんだけどなぁ、なんて。
顔色の悪さは、まるであの頃みたいで…ちょっとだけ、嫌なことが過ぎって心がしんどかった。
青「おぉ〜、どうだー？」
黒「…ダメそう。蓮、迎え来れるかな？」
青「あぁ、連絡は入れてる。仕事終わったらすぐ来てくれるけど、まだだいぶあるからなぁ…。とりあえず、宮舘先生はもうすぐ往診来てくれる」
黒「そっか。ありがとう」
青「Aー？仕事のことは、気にしなくていいから。パパ、余裕あるから。…ん、心配すんな」
「んん〜っ…」
黒「だーって。泣かなくてもいいから。ね？」
そうなんだよなぁ…。
ずっと仕事も順調で、体調もそれなりにコントロールできてて、蓮とも順調でさ。
そんな数年間を過ごしてたのに、一回崩れた体調が、ここのところはもう何ヶ月も上がっては下がっての繰り返しで、メンタルも…ちょっと来ちゃってんだよねぇ。
青「ちょ、お前も今日仕事ある程度大丈夫そうならAについててやってくんね？俺より、お前のがいいっしょ」
黒「あ〜…」
青「…なんか残ってる？俺でできるのならやるわ」
黒「ごめん、俺もまさかこんな急になると思ってなくて、整理できてなくて…思い出したらお願いするわ」
青「軽く探って、行けそうなのやっとくわ」
なるべく刺激しないように小声で話してても、過敏になってるのか、心地悪そうに耳を塞ぐ顔色の悪いA。
久々の大きな不調が、何かの予兆じゃないことを願うことしか。
A本人も…それ、以外にとっても。
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かん。(プロフ) - 真奈、さん» 申請いただきありがとうございます。リクエストに関しては全て対応をしている認識です。ご確認をいただけますと幸いです。作品を好きになっていただき、ありがとうございます☺︎今後とも、よろしくお願いいたします！ (12月1日 11時) (
レス) id: 6c35b9b8a4 (このIDを非表示/違反報告)
真奈、(プロフ) - ご連絡ありがとうございますPrivatterでのフォロワーのみだったんですね…。逆に今からフォロしても承認されれば読むことは可能ですか？ 勝手ながら、早速フォローさせてもらいました。確認いただけると助かります、 (11月30日 23時) (レス) id: 300884fa2c (このIDを非表示/違反報告)
かん。(プロフ) - 真奈、さん» なお、本編については全てPrivatterでフォロワー限定公開をしており、他の方もそちらでお楽しみいただいております。わざわざ、このために新たなアカウントを作成いただいた方も多数おられる中の個別対応は公平ではないと思いますので、ご理解いただけますと幸いです。 (11月30日 7時) (レス) id: 6c35b9b8a4 (このIDを非表示/違反報告)
かん。(プロフ) - 真奈、さん» コメントありがとうございます。本編に関しては皆さま統一のルールのもとパスワードは一切公開しないことをお伝えさせていただいておりますので、個別であってもパスワードはお伝えいたしかねます。申し訳ありません。 (11月30日 7時) (レス) id: 6c35b9b8a4 (このIDを非表示/違反報告)
真奈、(プロフ) - いつも楽しみに読んでます。本編をまた最初から読みたくなってしまいました。こちらに書くのは大変申し訳ないのですが…。もしよろしければパスワードをメッセージ等でいただけると嬉しいです。ご検討お願いします。 (11月30日 0時) (レス) id: 300884fa2c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かん。
| 作成日時：2023年8月20日 22時
