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【宮舘】
“おたくの患者、また限界値見えなくなってるよ”
もはやそれだけで、数多いる患者の中で誰を指しているのかなんて分かってしまうくらいには、危惧していたまんまになっていて、笑うしかない。
いや、笑っている場合じゃないのも重々わかってるんだけど…。
仕方ないじゃない、こっちの気持ちもわかってよ…みたいな胸の内。
宮舘「お、いた…」
佐久間「ん？あれー？もしかして俺、探されてた感じ？」
宮舘「うん、まぁまぁガッツリと探してた。聞きたいこととお願いしたいことあって」
佐久間「…ほっくーん？」
宮舘「…察しが良くて助かります」
佐久間「さっき、翔太からも言われたし。涼太に言っとこって言ってたしね。それに、俺もちょっとあれは心配だからさぁ…」
さっき会ったんだよね、って眉を下げる佐久間。
長年かわいがってる患児…いや、患者だからこそ、この先がある程度読めてしまうのが怖いのは、俺も佐久間も同じだし、もちろん翔太も。
というか、本人だってこんなのある程度予想がつくんだろうけど…それでも、勝っちゃうんだろうね。
無意識の、自己犠牲が。
声掛けようにも、俺だけ避けられてるのかなってくらいに北斗に会えないもので。
まぁ、Aがこっちの病棟戻ってくるまでは、無理に会いに行くしかないかなぁ…と、思っていた時だった。
渡辺『ごめん、涼太。無菌病棟来れる？』
宮舘「ん？A、なんかあった？」
渡辺『いや、まぁ…Aもちょっと黄疸ひどくなってるから診てもらいたいのは山々なんだけど…さ』
宮舘「…察した、すぐ行く」
渡辺『ごめん、頼むわ。Aは、この後照来てくれるから、そっちは大丈夫』
時間の問題だと思っていたその時間は、思ったより何倍ものスピードで俺のところへやってきたらしい。
慌てて無菌病棟へ走る間も、どれほどの不調なのか、そういえば聞いてもいなかったって、なぜかこういう時って、悪い方悪い方に考えてしまう。
宮舘「お待たせ…っ！」
渡辺「さんきゅ。血圧下がっちゃったみたいでさ…。意識はあんだけど、身体力入んないみたい」
測ってないけど、血糖も低そう…なんて苦笑い言われちゃったら、北斗だよね？って確認したくなるぐらい。
黒「先生ごめん…やらかしたわ…」
自覚があるだけ…ねぇ。
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かん。(プロフ) - 真奈、さん» 申請いただきありがとうございます。リクエストに関しては全て対応をしている認識です。ご確認をいただけますと幸いです。作品を好きになっていただき、ありがとうございます☺︎今後とも、よろしくお願いいたします！ (12月1日 11時) (
レス) id: 6c35b9b8a4 (このIDを非表示/違反報告)
真奈、(プロフ) - ご連絡ありがとうございますPrivatterでのフォロワーのみだったんですね…。逆に今からフォロしても承認されれば読むことは可能ですか？ 勝手ながら、早速フォローさせてもらいました。確認いただけると助かります、 (11月30日 23時) (レス) id: 300884fa2c (このIDを非表示/違反報告)
かん。(プロフ) - 真奈、さん» なお、本編については全てPrivatterでフォロワー限定公開をしており、他の方もそちらでお楽しみいただいております。わざわざ、このために新たなアカウントを作成いただいた方も多数おられる中の個別対応は公平ではないと思いますので、ご理解いただけますと幸いです。 (11月30日 7時) (レス) id: 6c35b9b8a4 (このIDを非表示/違反報告)
かん。(プロフ) - 真奈、さん» コメントありがとうございます。本編に関しては皆さま統一のルールのもとパスワードは一切公開しないことをお伝えさせていただいておりますので、個別であってもパスワードはお伝えいたしかねます。申し訳ありません。 (11月30日 7時) (レス) id: 6c35b9b8a4 (このIDを非表示/違反報告)
真奈、(プロフ) - いつも楽しみに読んでます。本編をまた最初から読みたくなってしまいました。こちらに書くのは大変申し訳ないのですが…。もしよろしければパスワードをメッセージ等でいただけると嬉しいです。ご検討お願いします。 (11月30日 0時) (レス) id: 300884fa2c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かん。
| 作成日時：2023年8月20日 22時
