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【阿部】
黒『っ…！ｹﾎｯ､ｹﾎｯ…ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ、ｹﾞﾎｯ…っ』
嬉しそうに、新しい現場を任せてもらえそうで、設計を担って欲しいと現場から電話をかけてきた北斗と話していた最中。
ちょっと北斗の声が掠れたような気がしたその直後。
ゲホゲホと咳き込んで、急に苦しそうにヒューヒューと喉を鳴らし始めた電話の向こうに、これはただ事じゃないと焦る俺。
阿部「北斗？北斗、聞こえる？息できる？近くにジェシーいる？もしもし？」
現場にはジェシーと行ってるはずだから、離れているとはいえ、さほど近い場所にいるだろうけど、一向にジェシーの声が電話の向こうに響く気配もなく。
慌てて樹を呼んで、別でジェシーに電話かけて貰えば、どうやらジェシーは先方とお話ししてたみたいで。
赤『阿部さん？樹さん？発作…北ちゃん、発作！喘息？なんか咳止まんなくて…それで…っ』
青「落ち着け、ジェシー。北斗、意識はあんだよな？」
赤『それは…はい、でも咳が…』
青「今どんな体制？もし体制崩れてんなら、体支えて起こしてやってくんね？お前に寄っかかってでも座れたら、多少楽んなると思う」
作業着のどこのポケットに吸入器入れてて、落ち着いてきたらちょっと前屈みの方が楽らしいだとか、隣でジェシーに指示を出す樹の、さすがの落ち着き。
ちゃんと息子のこと、全部わかってて。
「にぃに、大丈夫…？」
阿部「ん、パパとジェシーいるから。って…え？」
「ん、なんか…胸ザワザワした。にぃに、なんかあったかなぁって」
阿部「ふふっ…そっか。なんか昔、北斗が似たようなこと言ってたかも」
北斗が心配なのか、随分と眉を下げてしょんぼりしているAのことを、別の現場から帰ってきたふっかと2人宥めていれば、樹の電話も終わったみたい。
青「なんか、砂埃吸い込んだっぽい。元々本調子じゃなかったみたいだし、多分思ったより刺激されたんだろうな。薬使って副作用出てるっぽいし、俺迎え行くわ」
深澤「翔太に連絡しとこうか？」
青「んー…まぁ、最後普通に喋れてたし、一旦いいや。ありがとね、師匠」
北斗のことを迎えに行く準備進めながら、どこか不安そうなAのことも気にかけて、それよりうちの子頼むね、なんて俺たちに耳打ちする樹。
大事にならないといいけど。
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かん。(プロフ) - そらんさん» リクエストいただきありがとうございました☺︎短編��にてお話アップさせていただきました！大変、お待たせいたしました。これからも、作品共々よろしくお願いいたします！ (7月30日 22時) (
レス) id: bd45e6ad2b (このIDを非表示/違反報告)
かん。(プロフ) - さくらさん» リクエストいただきありがとうございました！続編にて、お話書かせていただきました☺︎おまたせしてしまい、すみません。。また、他のお話もお楽しみいただけたら嬉しいです！これからも、よろしくお願いします❤︎ (7月3日 20時) (レス) id: bd45e6ad2b (このIDを非表示/違反報告)
かん。(プロフ) - ピンクBlackさん» リクエストいただきありがとうございます！お時間いただいてしまいすみません。。続編にて、お話完結となります☺︎お楽しみいただけていたら嬉しいです！ (6月11日 20時) (レス) id: bd45e6ad2b (このIDを非表示/違反報告)
そらん - いつも楽しく読ませていただいてます！かんさんの小説が大好きです！リクよろしいですか？のせいでもないし、誰にもどうしようもの続きで、ルンバ−ルで痛くて過呼吸起こしてしまうのをもし書けたらでいいのでお願いします！ (5月12日 2時) (レス) id: 586b465d2d (このIDを非表示/違反報告)
さくら - リクエストさせていただきたいです!!本編の220話でほっくんがdtskと詰所に行ったかと思いますが、その詰所でどんなこと話したのかとかどんな時間過ごしたのかのお話お願いします。昔の甘えん坊になってる感じなのかなっておもいます。特にskには甘えてそう (2023年4月18日 22時) (レス) id: 3f90d4971e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かん。
| 作成日時：2023年1月5日 21時
