違和感ってやつ ページ26
【北斗】
「にぃにー？早川さんからお電話きてるよ〜」
黒「ん、代わるわ」
Aもあの闘病生活から抜け出して、退院と同時に社会人になってはや数年。
あれからもずっと毎月の検診には通ってるし、1型も治ったわけではないんだけど、とりあえず再発なんかはなく、それなりの生活を送れていた。
今やちょっとの体調不良で仕事抜けられるのも痛手になるくらい、A居なかった時どうしてたっけ？ってほど。
黒「ジェシー、明日現場もう一個入った。Aー、そういうことだから。俺ら明日は基本外かも。なにかあったら頼んでいい？」
「なにかあったらってー？多いならちゃんと指示まとめておいてよ」
黒「ん、明日までにやっとく〜」
赤「北ちゃん、俺にも〜」
黒「あなたはそれ、自分の仕事でしょうが」
久しぶりに、父さんたちベテラン組が揃って現場に出ていて、俺ら若手組でわちゃわちゃと楽しく仕事してたのが、昨日の出来事。
昨日の夜中までなんてことなかったのに、今日は、なんとなく体に重たさを感じる。
特に夜更かしとかしたわけじゃないし、何したわけではないけど、まぁ、季節の変わり目の嫌な感じのアレだろう。
昔の俺だったら、きっと誰にも言わず隠し通してその場をやり切れたらそれでいい、なんて思ってたんだろうけど、あいにく俺も、いい大人なわけで。
黒「ごめん、ジェシー。俺、今日ちょっと調子悪いかも」
赤「え、マジ？…俺だけで行こうか？それか…俺だけだと心配なら、深澤さんか阿部さんに代わってもらう？」
黒「ハハッ。そんなんじゃないよ、大丈夫。それに、お前だけでも十分頼りになるし。てか一応、社歴だとジェシーの方が先輩なんだけど？」
赤「ヘヘッ。でも、建築士としては北ちゃんの方が先輩」
黒「なら、プラマイゼロ」
赤「ていうか、本当に無理しないでよ？なにかあったら、ちゃんと言ってね？」
黒「分かってる、分かってる」
現場が２つ。
順調に終わったとしても、今日はちょっと長丁場だなーとか思って、スケジュールと睨めっこ。
青「途中でしんどくなるようなら、早めにヘルプな。迎え行くし」
黒「いや、そこまでじゃないのよ」
ほんとに、ただの違和感なんだけどね。
それでもここまで大切にしてもらえることが、素直にありがたくて嬉しかった。
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かん。(プロフ) - そらんさん» リクエストいただきありがとうございました☺︎短編��にてお話アップさせていただきました！大変、お待たせいたしました。これからも、作品共々よろしくお願いいたします！ (7月30日 22時) (
レス) id: bd45e6ad2b (このIDを非表示/違反報告)
かん。(プロフ) - さくらさん» リクエストいただきありがとうございました！続編にて、お話書かせていただきました☺︎おまたせしてしまい、すみません。。また、他のお話もお楽しみいただけたら嬉しいです！これからも、よろしくお願いします❤︎ (7月3日 20時) (レス) id: bd45e6ad2b (このIDを非表示/違反報告)
かん。(プロフ) - ピンクBlackさん» リクエストいただきありがとうございます！お時間いただいてしまいすみません。。続編にて、お話完結となります☺︎お楽しみいただけていたら嬉しいです！ (6月11日 20時) (レス) id: bd45e6ad2b (このIDを非表示/違反報告)
そらん - いつも楽しく読ませていただいてます！かんさんの小説が大好きです！リクよろしいですか？のせいでもないし、誰にもどうしようもの続きで、ルンバ−ルで痛くて過呼吸起こしてしまうのをもし書けたらでいいのでお願いします！ (5月12日 2時) (レス) id: 586b465d2d (このIDを非表示/違反報告)
さくら - リクエストさせていただきたいです!!本編の220話でほっくんがdtskと詰所に行ったかと思いますが、その詰所でどんなこと話したのかとかどんな時間過ごしたのかのお話お願いします。昔の甘えん坊になってる感じなのかなっておもいます。特にskには甘えてそう (2023年4月18日 22時) (レス) id: 3f90d4971e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かん。
| 作成日時：2023年1月5日 21時
