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【北斗】
青「…悪りぃ」
黒「息子の勘のほうが、体感よりも正しかったみたいね」
あのあとも何度も血糖はブレるし、熱も上がっちゃって、ずっと不安定だったA。
父さんと交代で看病をし通して迎えた朝、Aの顔見ておこうと思って部屋へ行けば、最後に看病したまま寝ました状態の父さん。
しかも、メチャクチャに顔色も悪くて。
完全にやらかしてるじゃんって感じだった。
「…ん、っ、に…にっ…ﾊｯ」
青「A？」
黒「ちょ、父さんダメだって…。Aー？ゆっくりね、ゆっくり息してて」
まぁまぁ最悪なタイミングで起きたAの不整脈。
とりあえずリビング降りて、そこにいた深澤くんに父さんが熱出したこと伝えて、仕事のことはお願いしておいて。
幸い、今日は何も予定がないから、昨日父さんに伝えた通り俺が看病できないわけじゃないけど…二人ともってなると、多少の不安。
でも…やるしかないか。
黒「とりあえず、父さんは部屋戻ってて。俺、やっとくから」
青「…わ」
黒「悪りぃとか言わないの。いつも父さんがそう言ってんじゃん。ほらぁ〜、早く」
ウダウダとAの部屋に居座る父さんをなんとか自室に戻して、まだ苦しそうなAの背中を気休め程度に。
“うぅ〜っ…”って辛そうな声漏らして、嫌に跳ねるリズムに顔を歪めるAに、何ができるわけではないけど、人の温もりがそばにあるのとないのじゃ、だいぶ違う。
…俺の経験上だけど。
それより、ここまでしんどそうなAも久々で、何か良くないことの前兆なんじゃないかと、考えなくてもいいネガティヴに陥る始末。
黒「お水、いる？」
「ん…っ、ﾊｧｯ、んっ…」
黒「おっけおっけ、もらうね。…一回、パパんとこ行ってくるから、待っててね」
「ん…」
部屋出る直前にポンポンと頭撫でてみれば、まだそこそこあっちぃ頭。
そのまま父さんの部屋に直行すれば、こっちは真逆に冷たい手足。
絶対最近忙し過ぎて、俺が作った時以外の飯も適当だったツケだよ…。
黒「ご飯、食べる元気ある？」
青「ないけど…食わなきゃ、なんもできないしな」
黒「よくご存じで」
お前らにいつも言ってるし…って苦笑いの父さんに、“俺もなんかちょっとやばいかも”と、伝えるべき自分の体調には気づけなかった。
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かん。(プロフ) - そらんさん» リクエストいただきありがとうございました☺︎短編��にてお話アップさせていただきました！大変、お待たせいたしました。これからも、作品共々よろしくお願いいたします！ (7月30日 22時) (
レス) id: bd45e6ad2b (このIDを非表示/違反報告)
かん。(プロフ) - さくらさん» リクエストいただきありがとうございました！続編にて、お話書かせていただきました☺︎おまたせしてしまい、すみません。。また、他のお話もお楽しみいただけたら嬉しいです！これからも、よろしくお願いします❤︎ (7月3日 20時) (レス) id: bd45e6ad2b (このIDを非表示/違反報告)
かん。(プロフ) - ピンクBlackさん» リクエストいただきありがとうございます！お時間いただいてしまいすみません。。続編にて、お話完結となります☺︎お楽しみいただけていたら嬉しいです！ (6月11日 20時) (レス) id: bd45e6ad2b (このIDを非表示/違反報告)
そらん - いつも楽しく読ませていただいてます！かんさんの小説が大好きです！リクよろしいですか？のせいでもないし、誰にもどうしようもの続きで、ルンバ−ルで痛くて過呼吸起こしてしまうのをもし書けたらでいいのでお願いします！ (5月12日 2時) (レス) id: 586b465d2d (このIDを非表示/違反報告)
さくら - リクエストさせていただきたいです!!本編の220話でほっくんがdtskと詰所に行ったかと思いますが、その詰所でどんなこと話したのかとかどんな時間過ごしたのかのお話お願いします。昔の甘えん坊になってる感じなのかなっておもいます。特にskには甘えてそう (2023年4月18日 22時) (レス) id: 3f90d4971e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かん。
| 作成日時：2023年1月5日 21時
