会いたい、会いたい、会いたい 1 ページ3
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ふと、どうしようもなく
たまらないくらいに、
あなたに会いたい夜が来る。
｢会いたいなぁ·····｣
そう言葉にしてみたら、
もっと、もっと、会いたい気持ちが募って
吐き出した言葉は白い吐息と一緒に
すう、と、夜の空に消えていった。
.
.
.
｢遠距離って辛くないですか？｣
｢うーん。でももう慣れたから｣
｢私だったら絶対無理ですよぉ。·····あ、｣
そろそろ定時を迎える頃、
隣のデスクの後輩とそんな話をしていたら
彼女の声音が、ほんの少し上がったことに気付く。
理由は、聞かなくても分かる。彼からの連絡だ。
｢ほーら。帰った帰った。デート行っておいで｣
｢えっ？！そ、そんなんじゃ、｣
｢バレバレだよ？可愛い顔してる｣
私が遠距離恋愛をしてる、って話をしていたから
言い出しにくかったのかもしれない。何となくそれを
察して先手を打つと、えへへ、と、嬉しそうに笑うから
きっとこの子の彼氏は幸せものだろうなぁ、と思った。
｢じゃあお先に失礼します！·····あ、そうだAさん、｣
｢ん？｣
｢寂しい時は、寂しいって言っていいんですよ。お疲れ様でした！｣
｢う、うん、·····お疲れ様、｣
彼女が言い残した言葉が、消えない。
｢寂しい、か·····｣
→
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N(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいていました。そんなことがあったんですけね、、悲しいですが。。ありがとうございました！読めて良かったです！ (2020年3月11日 4時) (
レス) id: 80d05f879c (このIDを非表示/違反報告)
あいおば - そうなんですか…心中お察し致します…。いつも楽しませて頂いておりました。どうもありがとうございました。今までのお礼を込めて。 (2020年3月10日 14時) (レス) id: 6d6dcef09a (このIDを非表示/違反報告)
kurumikan212(プロフ) - お疲れ様でした！いつも楽しく読ませて頂きました。こらからは読者としてよろしくお願いします。 (2020年3月10日 12時) (レス) id: ff3c4dbaf4 (このIDを非表示/違反報告)
N4(プロフ) - お疲れ様でした。azuさんの書かれる作品はどれも素敵で、何度も何度も読み返したくなるほど大好きです。もう読めなくなってしまうのは残念ですが…。どうかお元気でお過ごし下さい！幸せをありがとうございました！ (2020年3月10日 11時) (レス) id: fdeaa7cc36 (このIDを非表示/違反報告)
Fumi(プロフ) - お疲れ様でした。素敵な作品を読ませて頂き本当にありがとうございました。これからはゆっくりなさってください。 (2020年3月10日 8時) (レス) id: a819d28f59 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：azu | 作成日時：2020年1月2日 1時
