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……あぁ、まただ。この目、…新山さんの私を見るこの瞳が
苦手だった。探られているような、見透かされているような、そんな瞳。
「Aって石井と仲良いよな」
「…まぁ、はい。ゲーム好きなので…」
そう言うと、新山さんは自分で聞いてきたくせに興味無さそうにふうん、と呟く。正直、前ほど新山さんに対する苦手意識は減ったと思う。けどやっぱり、石井さんと比べたら何を話していいか分からなくなるからすぐに会話が途切れてしまう。
「…付き合ってんの？」
あまりにも唐突な問い掛けに、ジェスチャー付きで否定する。すると新山さんは、ふうん、とさっきと同じ返事をした。
「前にさ、俺Aに聞いたやん。俺の事嫌いやろ、って」
「あ……はい、あの、…あの時は本当にすみませんでした…」
絶対に、謝るタイミング今じゃないしあの日からだいぶ時間経ってるし。突然謝られた新山さんもきょと、としている。分かってるけど、でもずっと謝りたかったから胸の辺りにつっかえていたものがなくなってスッキリした。
「あーあれか、Aの態度がめちゃくちゃ悪かったやつか。挙句俺に寄っかかって爆睡したな」
……しっかり覚えてらっしゃった。新山さんを盗み見ると、にんまりと笑っている。なんだろう、…何か、この感じいつも遠巻きに見てる新山さんみたいだ。
「今も、俺のこと嫌い？」
「……嫌い、って思ったことはないです。ただ…」
「ただ？」
本人を目の前にして、正直に言っていいのだろうか。苦手です、と。でも多分だけど、正直に言わないとこの先もずっと聞かれる気がする。すう、と息を吸い込む。…よし、言おう。
「苦手、なんです。…その……新山さんの視線が、」
「俺の視線？」
聞き返してきたその声音が怖くなかったから、ほっと胸を撫で下ろす。新山さんは、あくまで聞き役に徹してくれているようだった。
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あず(プロフ) - りほさん» りほ様、コメントありがとうございます！申し訳ございません、リクエストはsykのみ受け付けております…！skmtさんを書かれている素敵な書き手様は沢山いらっしゃるので、そちらにお願いされると良いかと思います🙇♀️ (3月13日 20時) (
レス) id: de1b10e721 (このIDを非表示/違反報告)
りほ - 可能であればﾏﾕﾘｶ阪本くんお願いします。 (3月13日 19時) (レス) id: 699054d884 (このIDを非表示/違反報告)
あず(プロフ) - こっちさん» こっち様、コメントありがとうございます！isiさんの作品を褒めて貰えてとっても嬉しいです🥲🤍片方に偏りがちなのでもう少し頑張って書きますね…！またぜひ読みに来てください〜！ (3月13日 18時) (レス) id: de1b10e721 (このIDを非表示/違反報告)
こっち(プロフ) - はじめまして。たまに書いてくださるisiさんがほんとにステキで毎回キュンキュンしてます✨✨これからも応援してますね🖐️ (3月13日 1時) (レス) @page44 id: c0844398d9 (このIDを非表示/違反報告)
あず(プロフ) - まめさん» まめ様、コメントありがとうございます！わ〜〜嬉しいです…！🥲🤍励みになります。もっと刺さるお話が書けるように頑張ります🌟 (2月25日 12時) (レス) @page7 id: de1b10e721 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あず | 作成日時：2024年2月23日 10時
