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新幹線での一件から、数日が経った。当然ながら、新山さんとは一切会話していない。失礼な態度をとった上に寄りかかって眠ってしまった事を謝らなきゃ、と思っているのに話しかけるタイミングが分からない。中心にいる人と、そうじゃない人とが交わるにはどうしたらいいんだろう。
「はあ………」
「ため息おっもいなぁA」
近くの席に腰掛けながら、石井さんが声を掛けてくれた。石井さんとは普通に話せるのに、何でだろう。何で、新山さんと普通に話せないんだろう。そもそも何で苦手なんだっけ…
「何か悩んでんの」
「…まぁ、そんな所です」
「顔に思い切り書いてあるもんな、悩み事あります！って」
石井さんにそう言われて、思わず嘘、と声に出ていた。え、ほんとですか？慌てて石井さんの方を向くと、大きな瞳に捕まった。
「俺で良かったら話くらい聞くで」
「石井さん…」
優しさが、しみる。それと同時に、離れた所で聞こえていた新山さんの声がぴたりと止んだのが分かった。それから数秒後、頭上から新山さんの声が降ってくる。どきりと、心臓が跳ねた。
「石井、ちょっと」
「なに」
どくどくと嫌な音を立てる心臓を無視しながら、ちらりと新山さんを盗み見る。目が合った瞬間、今度はズキ、と心臓が痛んだ。思わず顔を逸らす。…あぁ本当に、新山さんは私のことが嫌いなんだ。じゃなきゃ、あんな目でこっちを見ない、
「………A？」
石井さんの声が聞こえる。返事しなきゃ、って思うのに声を出してしまったらいよいよ我慢が効かなくなる。それでも何とかすみません、とだけ伝えてその場から去った。
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あず(プロフ) - りほさん» りほ様、コメントありがとうございます！申し訳ございません、リクエストはsykのみ受け付けております…！skmtさんを書かれている素敵な書き手様は沢山いらっしゃるので、そちらにお願いされると良いかと思います🙇♀️ (3月13日 20時) (
レス) id: de1b10e721 (このIDを非表示/違反報告)
りほ - 可能であればﾏﾕﾘｶ阪本くんお願いします。 (3月13日 19時) (レス) id: 699054d884 (このIDを非表示/違反報告)
あず(プロフ) - こっちさん» こっち様、コメントありがとうございます！isiさんの作品を褒めて貰えてとっても嬉しいです🥲🤍片方に偏りがちなのでもう少し頑張って書きますね…！またぜひ読みに来てください〜！ (3月13日 18時) (レス) id: de1b10e721 (このIDを非表示/違反報告)
こっち(プロフ) - はじめまして。たまに書いてくださるisiさんがほんとにステキで毎回キュンキュンしてます✨✨これからも応援してますね🖐️ (3月13日 1時) (レス) @page44 id: c0844398d9 (このIDを非表示/違反報告)
あず(プロフ) - まめさん» まめ様、コメントありがとうございます！わ〜〜嬉しいです…！🥲🤍励みになります。もっと刺さるお話が書けるように頑張ります🌟 (2月25日 12時) (レス) @page7 id: de1b10e721 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あず | 作成日時：2024年2月23日 10時
