灰谷兄弟の末っ子

38 ページ42

竜「兄ちゃん、Aんとこいかねぇの？」



竜胆が運転するバイクに2人で乗り
走っていた




蘭「んー？行くよー、どーせ1人でメソメソ泣いてんだから兄ちゃん達が慰めにいかねぇとな♡」


竜「だから集会途中で抜けたのか、イザナ怒ってたぞ」


蘭「大将もAのこと大好きだから大丈夫だろ、俺も早く会いてぇから飛ばせよー竜胆〜」


竜「ほんとそーゆーとこ嫌い!!」



竜胆は怒りをバイクにぶつけ
マフラーを思い切り吹き飛ばした








『ﾌｰﾌｰ_____あぁ、うぜぇ!!今日何回泣くんだよ!!俺は泣き虫かよ』




あーでもスッキリした


泣くとスッキリすんのは本当なんだな




ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ



『は？また？あいつらなんか忘れ物でもしたのか？』



そう思いでると



『なんだよー忘れてのー_____か、、、蘭兄、竜兄_____』



蘭「よぉA♡」


竜「大丈夫か？」



俺は慌ててドアを閉めようとしたが



ﾊﾞｯ



蘭兄が足をいれ閉めることが出来なかったら



蘭「おいおい、なんで閉めるんだよ」



『ちょっ!!今はまじでダメだって!!』



目が腫れてんのとか絶対見せたくねぇ





蘭「どーせ、メソメソ泣いてたんだろ〜♡」


『なっ!!泣いてねぇよ!!今日は疲れたからすぐ寝てぇんだよ!!』




ｶﾞｯ



いきなりドアを思い切り開けられ



竜「泣いてんのにほっとけるわけねぇだろ？」


『っ!!』



おじゃましまーすっと2人は入っていった

39→←37

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す