灰谷兄弟の末っ子

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なんだよ、タバコなんてただの口実なのに。



ｲｻﾞﾅ「A、お前、辛いならこっちに戻ってこい」


『え_____』


バイクのエンジンをかけようとしていた手が
止まった



ｲｻﾞﾅ「鶴蝶のさっきの発言は気にするな、あとで絞めとく、下僕のくせして」


『いや、いいよ(汗)別に気にしてねぇし、むしろ本当のことだろ』



俺は笑って答えた



ｲｻﾞﾅ「_____お前は昔からそうだ。何年の付き合いだと思ってんだ、俺の前で無理なんてしてんじゃねぇ、生意気だ」



『な、生意気〜？！そーゆーイザナだって心配してくれてんならもっと素直に言えよ(笑)』



ｲｻﾞﾅ「_________」




はっはっと笑いながら俺たちはバイクに
乗り、近くのコンビニまで行った



その間イザナは終始無言だった




なんか怒ってんのか？






『イザナ、なんで黙ってんだよ。いつもより怖ぇーぞ？』






俺は冗談混じりで言った





ｲｻﾞﾅ「お前は俺の弟だ、一丁前に兄貴に隠し事なんかすんじゃねぇ、うぜぇ」



『ほんと一言多いよな!!まぁ、
でもさんきゅ。それと、さっきの話だけど、俺は天竺には戻らねぇ』




そう言うとイザナの顔が少し歪んだ





『それにさっき言ってた奴らが俺狙いなら尚更だ。俺1人でやる』





ｲｻﾞﾅ「お前、本気で言ってんのか」
　



『あぁ、俺から話をしてみて「いい加減にしろよ」っ！』




その瞬間イザナが俺の胸ぐらを掴んだ




『何すんだよイザナ！』


ｲｻﾞﾅ「お前、本当に俺らの事を大事だと思ってんのか？」




は？こいつなに言ってんだよ




『当たり前だろ、俺のせいでもう誰も傷ついてほしくねぇんだよ!!』




俺もイラついてイザナに向かって言った



するとその時




鶴「おいイザナ!!A!!なにしてんだ！」




そう言って鶴蝶に引き離された




蘭「A、大丈夫か？」


竜「どうしてこうなってんだよ」



『鶴蝶、蘭兄、竜兄、どうして_____』

30→←全然関係ないですが!!

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