灰谷兄弟の末っ子

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蘭「で、どこ行ってたんだよ〜」


『いや、その辺をぶらっと』


蘭「そのぶらっとしてる時に東卍の奴らに会ったんだ」


『ほんとにたまたまなんだって、バイクの調子悪くて軽く直してもらった』


蘭「A〜、お前はほんとにすぐ色んなとこに首突っ込むよな〜」


『え、どーゆーことだよ』



すると、電話の向こうから


やめて、と言う声とｳﾞｯ!!と言う声


そして竜兄の声が聞こえた



これってまさか


『は、なに。今なんかやってんの？』



蘭「そー♡丁度東卍のやつらをやってたところ♡」


すると、



竜「兄貴〜、かわって」


と、今度は竜兄に電話が変わった



竜「おーA、久しぶりだな」


『竜兄久しぶり、で、なんで東卍のやつらやってんの？マイキーたちが黙ってねぇぞ？』



竜「あーそれは俺らでなんとかする、んなことよりもお前、東卍入ったのかよ」


『は？入ってねぇよ、なんなら今日初めてあいつらに会ったし』



学校に東卍のメンバーがいるのは黙っとこ



竜「こいつらがAはもう東卍のメンバーだって言っててよー。兄貴がキレてやってた」



なんでそーなるんだよ



『はぁ。なってねぇから。蘭兄にもそー伝えて、マイキーたちには俺が謝っとくから』



蘭「A〜♡お前日曜早く来いよ♡」



おい兄貴!俺まだ喋ってる!!って聞こえて
電話は切れた




『なんで俺が東卍に入ったってなってんだ？』



納得いかねぇと思いながらも

明日三ツ谷に聞いてみるかと思い

そのまま寝た

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