役者 ページ10
Aside
視界が止まったかのように静止した
けれどもここは抗争のど真ん中
「おらどけっ！」
「よそ者はひっこんでろ！！！」
『ちっ』
人の波に抗えず外に押し出される
けーすけ！
タケミチ君たちの方を見るとけーすけは何事も無かったかのようにたっていた
『あれ、？、』
確かに刺された気がしたんだけど…
目線の先にいるけーすけはタケミチ君と千冬君
考えすぎて反射の光を勘違いしたのかもしれない
？「どーしたの？Aちゃーん」
『！？』
もたれかかっていた車の上から声が聞こえた
？「急に突っ込んでったけど、何したいの？」
『いや、別になんでもないんだけど、』
？「兄ちゃんそれよりも、ほら、あっち面白いことしてんよ」
？「ん〜？どれ〜？」
鋭い目は私から抗争に移った
どうやらけーすけは3番隊全員戦うようだ
たぶん、あんな雑魚どもに彼はやられない。
あれ、？待てよ、？
『竜胆くんと蘭くん！？！？』
竜「ん？」
蘭「え？もしかして忘れてた？」
『え！え！！久しぶりじゃん…』
竜「確かに〜」
蘭「俺はこんなに覚えてたのに〜悲し〜」
『ちょっ、何気に体掴むのやめて』
竜「あっ、またいいとこだけ取った」
蘭「べつにいーだろー」
いつの間にかピッタリとくっつかれている
竜「Aちゃん、弟君、おもしれー顔だけど大丈夫？」
『大丈夫じゃ、ないっすね…』
ふと秀の顔を見ると、般若のような顔をしていた
顔の前で手を合わせて合図を送る
竜「ま、とりあえずここで大人しく見てよーな」
『竜胆くん……なんか、かわった？』
竜「はっ！？ん、んなことねーし！！！」
しれっと私の腕を掴む彼を見つめる
蘭「ぶはっww気づかれてやんのww」
『え？』
竜「おい兄ちゃん！！」
蘭「Aちゃんに会えるっつて、かなり楽しみにしてたもんなぁ〜」
蘭・私『「ふ〜〜〜ん」』
とにやにやしながら竜胆くんを見る
何かと彼らとは高校が近く、買い物を一緒に行くこともあった
竜「あ、東卍やばくね？」
『え？』
竜胆くんが向かいにある廃車の山を指す
そこには3番隊の隊長らしき人物に折れたパイプを向けるけーすけ
けーすけならとっくに倒すはず……
どうして、？
『違う…もう……限界なんだ…』
蘭「ん？」
私の声に照らし合わせたように彼が血を吐いて膝から崩れ落ちる
『けーーーすけ！！！！』
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キノコ(プロフ) - あまねさん» あまねさんコメントありがとうございます！夢主にはもっと頑張っってもらうつもりです！！ (2021年8月19日 10時) (
レス) id: 14e75b024d (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - 頑張れ夢主！負けるな(私の)メンタル！←(訳:一気読みするの、全然苦しくなかった) (2021年8月19日 5時) (レス) id: 1a6dd63888 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キノコ | 作成日時：2021年8月5日 16時
