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タケミチside
銃で撃たれた痛みとは別の痛さ
過去に何度も殴られたが、重みが違う
『伊達にしてないからね、ていうか稀咲が長いんだよ』
稀咲「それもそうだ、時間をかけすぎた。」
何の話かもわからず息をする
俺の目の前に立つのは少し見覚えのある姿
御狐神の誰かだろう。
ひとつのドアから入ってきた3人の雰囲気は明らかに別格だった
そんなことを考えていると千冬に銃を向けるA
さんが目に映った
タケ「ちふっ！！」
凛「Aさんが喋ってんだ。ユダはだーってろ…」
急に口を塞がれて何も言えない
地に伏せた状態で目だけを千冬に向ける
千「この12年色々あった、マイキーくんは姿を消して、ドラケン君も死刑…いつの間にか汚ねぇ事にも手を染めた……オレらは間違いもいっぱい犯.した｣
千「でも根っこは変わんねぇはずだ！！……場地さんの想いを…東卍を、頼むぞ。相棒｣
『終わった？』
Aさんは再び銃を当て直した
千「えぇ、最後に、Aさんに」
『何』
千「……秀さんはこんなこと望んでねぇと思います」
『…裏切った口でその名前話さないでくれる？』
未来に帰ってきて初めてその名を聞いた瞬間
引き金を引かれ、千冬の体は倒れる
タケ「千冬ううう！！！」
ウソだ
これは悪い夢だ
あんなに優しいAさんが
あんなに可愛がっていた千冬を殺すわけが無い
息が荒くなって視界が揺れる
稀「東卍のことを頼まれて気分はどうだ？安心しろ！！お前も直ぐに逝かせてやる」
腰から取り出したもうひとつの銃で俺の頭に添えた
千冬が死んだという事実に呼吸が定まらない
稀「なんだお前は？最後の顔がそれか？そんなもんなのか！！？あ！！！！？」
稀「残念だ。じゃあな俺の“ヒーロー”」
撃たれる！と思った次の瞬間、銃声がなる
それは俺に向けられたものから発しられた音ではなかった
目の前の稀咲は手を押え、よろめく
稀「何しゃがんだ！A！！！」
Aさんが稀咲を撃った、？
『タケミチ。別に恨んでいいよ』
彼女は手でひょいと合図をする
稀「は？？」
宗達「失礼。」
『そのまま、2人も帰っていいよ。帰って待っててね』
凛「了解！」
彼女の従者に体を掴まれて自由の効けなくなった稀咲は、容易く部屋の外へと運ばれて行った
残ったのは千冬の亡骸と俺とAさんになった
『久しぶりだね。タケミチ君』
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キノコ(プロフ) - あまねさん» あまねさんコメントありがとうございます！夢主にはもっと頑張っってもらうつもりです！！ (2021年8月19日 10時) (
レス) id: 14e75b024d (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - 頑張れ夢主！負けるな(私の)メンタル！←(訳:一気読みするの、全然苦しくなかった) (2021年8月19日 5時) (レス) id: 1a6dd63888 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キノコ | 作成日時：2021年8月5日 16時
