3人の ページ23
ＮＯside
「それではこれより平成16年度、入学式を執り行います、皆さんは本日よりこの学校の生徒となりました」
広い体育館に校長先生の言葉が響く
「入学早々、不良の先輩たちに呼び出しくらった奴いるらしいよ」
「まじ！？」
「知ってる知ってる」
「呼び出されたのって有名なヤンキー、松野千冬だろ？」
体育館から少し離れた駐輪所で痛々しい音が鳴る
？「オレ敬語使えねーんだよ、俺が一番偉いから」
彼は松野千冬、入学早々喧嘩をしたのはこの人物だった
そんな彼は友人から「三組に留年ってる奴がいる」と聞いて1-3に向かう
千「場地圭介ってどいつだ？」
名も知らぬ同級生に指さして教えてもらう
そこには
秀「場地まだそんなカッコしてんの笑える」
場「うるせっ！お前はとっとと自分のクラス戻れよ！」
秀「やだよ、留年してガリ勉してる場地おもしれーもん」
場「ぐぬぬぬ…」
ぐるぐるメガネをかけて国語辞典を開きながら前に座るガリ勉とピンクの派手な髪の奴が話していた
千「え？あれ？」
「うん」
千「あの髪ぺったりのメガネ？」
「うん」
どう考えてもあんな奴が留年なんてするんだ？？
とはてなマークを浮かべて教室を出ていった
下校時間になり、帰った頃
1-3では、話し声が聞こえた
秀「今日姉さん来るってよ」
場「まじか、じゃあさっさとこの手紙やらねーとな」
秀「場地も姉さんもやさしーのな、あ、」
千「あ」
たまたま派手な髪の男と目が合ってしまう
秀「どしたの、お前」
千「あ、いや、留年ってやつが気になって…」
秀「あー！こいつだよ！留年ったやつ」
千「……」
様子を見るために彼は教室に入る
場「ん？…誰？」
千「1組の松野千冬」
場「…松野…千冬…」
千「おいガリ勉……何この字？」
彼はひとつの文字を指さす
場「トラ」
千「ちげーし」
場「え！？嘘！？」
千「お前も、なんで教えてやらねーんだよ」
秀「なんかおもしろそーだから」
椅子をかたむけて頭に手を置いてる彼は名前を明かさなかった
その事に不審に思ったのか松野はガリ勉から派手髪に目を移した
千「お前、名前は？」
秀「田中 秀、2年」
千「2年……俺の事潰そうとか思わねーの？見るところヤンキーだろ？」
秀「別に思わねー自分から手ェ出さねぇのが約束だからな」
千「ふーん…ガリ勉、ペン貸せ」
松野はペンを動かした
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キノコ(プロフ) - あまねさん» あまねさんコメントありがとうございます！夢主にはもっと頑張っってもらうつもりです！！ (2021年8月19日 10時) (
レス) id: 14e75b024d (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - 頑張れ夢主！負けるな(私の)メンタル！←(訳:一気読みするの、全然苦しくなかった) (2021年8月19日 5時) (レス) id: 1a6dd63888 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キノコ | 作成日時：2021年8月5日 16時
