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Aside
『へ？』
エ「Aお姉ちゃんが場地のこと大切にしてたの知ってるよ」
『うん、でも、けーすけが頑張ってくれた分私も頑張って生きなきゃって思ったよ』
エ「そうじゃなくて！！！」
湯船から勢いよく立ち上がって私を見る
エ「泣くの我慢しなくていいから、私の事頼ってよ」
あぁ、バレてしまった
でも、ごめん。
【お姉ちゃん】だから弱いところ見せれない
見せたくない
『ありがとう、エマ。本当に無理はしてないの。大丈夫だよ』
エ「Aお姉ちゃん…」
『さ！逆上せる前に、上がろう！』
眉を下げて、笑ってみせた
ｰｰｰｰｰｰｰｰ
脱衣所で体を拭いて、エマのパジャマを借りる
エ「辛くなったら、言ってね」
『ありがとう。こんな妹、私には勿体ないね』
エ「これくらいのこと、大した事ないよ！」
『おやすみ、エマ』
エ「おやすみなさい！」
マイキー君の部屋は元々倉庫で、母屋とははなれている
少し冷える廊下を歩いて、部屋に向かう
『マイキー君ー入るよー』
エマと話していたからか随分長いこと1人にさせてしまった
『マイキー君、？、』
部屋を見渡しても、どこにも彼がいない
そこまで広くない部屋だ
まさか、どこかに行った、？
すると、ソファからムクリと起き上がるマイキー君
『マイキー君、お風呂入っておいで？』
マ「…もう寝る、」
『でも、』
マ「……寝る」
マイキー君はその一言の一点張りだった
『じゃあ、頭の傷だけ、ガーゼ貼らして？』
マ「あ、うん…」
自分の傷に気づいてなかったのか、頭を触ってみせた
救急箱を借りて、彼の額に貼っていく
マ「ここ、痛くねぇ？」
脇腹を軽く触れるように撫でる
『うん、痛くないよ。』
マ「ごめんな」
『いいって、マイキー君に比べたら全然』
マ「………万次郎でいい」
『……分かった』
傷の手当が終わって、布団を敷く
男女ひとつの布団に寝る訳にも行かないので、母屋から借りてきた
全ての寝る準備が整う
ちょうどパジャマに着替えてきた万次郎
『万次郎、、おいで』
両手を広げて、待つ
ゆっくり。
ゆっくりと歩いてポスンと収まった
私の肩に顔を埋めて、何も発さない
『今は、泣いていい、無敵じゃなくていい、総長じゃなくて、いいんだよ』
呼吸のリズムに合わせて背中を叩く
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キノコ(プロフ) - あまねさん» あまねさんコメントありがとうございます！夢主にはもっと頑張っってもらうつもりです！！ (2021年8月19日 10時) (
レス) id: 14e75b024d (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - 頑張れ夢主！負けるな(私の)メンタル！←(訳:一気読みするの、全然苦しくなかった) (2021年8月19日 5時) (レス) id: 1a6dd63888 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キノコ | 作成日時：2021年8月5日 16時
