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Aside
『やめろ！！！けーすけ！！！！』
場「オレは……」ｻﾞｸｯ
場「一虎には殺られねぇ」
彼は両手でナイフを掴んで自分の腹に刺した
私・千冬｢『けーすけ！！！！/場地さぁん！！！』｣
あまりに急ぎすぎて、足が縺れ山から崩れ落ちる
やだ
やだよ
私の周りから居なくならないで
『なんで…あんたまでいなくなる気なの……？』
場「んな、泣くなって……」
タケ「場地君…なんでだよ？わかんねぇよ…、なんの為に……自分で自分を刺したりしたんすか…！？」
『……』
場「タケミチ…もっと近くに」
彼は千冬に抱えられた状態で立ちすくんでいたタケミチ君を呼んだ
まるでその場から居なくならないでとでも言うように引き止めるように私は彼の服を掴む
場「稀咲は敵だ。それに気づいたのはパーが長内を指した事件”パーを出所させる代わりに3番隊隊長に任命してくれ”……稀咲がマイキーにそうもちかけるのを偶然見ちまった」
パーちん君最近見ないと思ったら…
稀咲…さっきのわざとらしい演説をした奴か…？
『だからけーすけは稀咲を追い出したくて…芭流覇羅に入ったの…？？』
場「あぁ……3番隊隊長は…稀咲じゃねぇ！！」
ギリギリの状態で話すけーすけは息が荒い
場「東卍はオレら6人で立ち上げた、どんな理由があっても3番隊隊長はパーだけなんだ」
場「”東卍創設メンバー”は俺の宝だ｣
『そんなこと知ってるよ…だから、そんな…遺言みたいなこと、言わないでよ……』
溢れ出る涙が止まらない
場「ははっ…ｹﾞﾎｯ……オレ1人で何とかしたかった…でもまぁ無理そうだ」
場「オレは…自分で死んだ……マイキーが一虎を殺す理由はねぇ…」
タケ「！」
場「……いよいよだな…幻覚まで見えてきやがった」
タケ「…え？」
場「タケミチ。お前はどこか真一郎君に似てる」
けーすけはタケミチ君の方を向いて、そう言った
……確かにね…
場「マイキーを…東卍を…オマエに託す！！」
タケ「ダメだよ、場地君、そんな事言わないで！！」
タケミチ君は震える声で首を振った
彼は優しすぎる、恐らくけーすけとも、そんなに関わりがないはずなのに、ここまで人を思って涙を流せる人は居ない
場「Aさん…」
『なにさ…』
場「…んな、泣くなよ…美人が台無しじゃねぇか」
『けーすけが1人で全部抱えてんのが悪い…』
場「それもそうだな…」
ボロボロと涙が落ちる
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キノコ(プロフ) - あまねさん» あまねさんコメントありがとうございます！夢主にはもっと頑張っってもらうつもりです！！ (2021年8月19日 10時) (
レス) id: 14e75b024d (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - 頑張れ夢主！負けるな(私の)メンタル！←(訳:一気読みするの、全然苦しくなかった) (2021年8月19日 5時) (レス) id: 1a6dd63888 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キノコ | 作成日時：2021年8月5日 16時
