亀裂 ページ10
Aside
喧嘩賭博から数日
今日は学校が終わると秀を迎えに行く
少し高校からは離れているため近くに止めていたバイクに跨り走る
同級生は既に私のことを認めてくれていて、｢弟くんのところー？｣｢弟くんによろしく〜！｣などと行ってくるほど
秀は渡さんし。
ｳﾞｫﾝﾌﾞｫﾝとエンジンを切り、走り出す
このRZ350(通称ナナ)とも長い付き合いになってきた
しばらくして秀の通う中学に着いた
何度が来ているのでこの学校でも何故か有名になってしまった
『あ、秀いる？』
正門から帰るところの女の子に話しかける
｢あっ、あ、えと、秀先輩ならまだ教室にいましたっ｣
『ありがと！』
お礼を言って背を向けるとキャーーーー！と悲鳴が上がる
必ずと言っていいほど私と喋る女の子はド緊張してるし、今みたいに悲鳴上がるし、私、怖がられすぎ(違います)
職員室からスリッパを借りて秀のいる教室へ
3人くらいの話し声が聞こえて、少し微笑ましくなる
『秀〜迎えに来たよー』
秀｢姉さん！後ちょっとで終わるから正門で待っててくれてよかったのに！｣
？｢あ！ちわっス！｣
？｢んー？あ、ブラコン野郎｣
学級日誌を書く千冬くんとそれを見るように座る秀と場地君
『千冬くんやほやほー』
挨拶してくれた千冬くんは頭をポンポンと撫でて秀にも同じことをする
『場地君、もっぺん言ってみ？』
2人を撫でていた手を離し場地君に顔を近づける
場｢…ブラコン｣
『その後！』
場｢やろぅ……｣
怖いんなら最初から言わなかったらいいのに
『ソイッ』ﾄﾞｽｯ
野郎とか言ったやつにはチョップ食らわしとけばいい
場｢くぅっ｣
秀｢ﾋｭｯ｣
『よし。じゃ、秀行くよー』
悶える場地君とそれを心配する千冬くんに手を振り学校を出る
再びエンジンを鳴らし秀を後ろに乗せる
『捕まっててね』
秀｢うん！｣
ｳﾞｫﾝと鳴り、道路を走った
しばらくして墓地へ着いた
今日はお母さんが亡くなった日
母と父のお墓参りと三上さんもとい…お母さんのお墓参り
父と母は私が殺した、お母さんは中1の時に抗争に巻き込まれて亡くなった
両親のことも忘れてはいない
けれど、未だ鮮明に蘇るあの時の光景
薄暗い部屋にほんのりと光る灯りに照らされるお母さんの顔
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キノコ(プロフ) - わらびもちＬＯＶＥさん» ひぇえぇえ一緒に泣いていただき光栄です(T^T)ありがとうございます！！その一言が活力になります！！頑張ります！ (2021年8月6日 23時) (
レス) id: 14e75b024d (このIDを非表示/違反報告)
わらびもちＬＯＶＥ(プロフ) - マイキーくんと一緒に号泣する私。これからも頑張って下さい！！！ (2021年8月6日 23時) (レス) id: 2da70139c6 (このIDを非表示/違反報告)
キノコ(プロフ) - はなさん» ごめんなさい！！！メモに書いてたままをコピペしたので(名前)に置き換えるのを忘れて保存してしまいました泣一応修正したのですが、まだほかにもあるようでしたらコメントにて教えていただけると嬉しいです！ご迷惑おかけしてすいません！ご報告ありがとうございます (2021年6月20日 23時) (レス) id: 14e75b024d (このIDを非表示/違反報告)
はな - 光希ってだれですか (2021年6月20日 22時) (レス) id: 49701c9d2a (このIDを非表示/違反報告)
キノコ(プロフ) - ぴおんさん» ぴおんさん！！コメントありがとうございます！河田兄弟ですね！！分かりました！リクエストにお答えできるように頑張ります!!! (2021年6月4日 17時) (レス) id: 14e75b024d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キノコ | 作成日時：2021年5月31日 23時
