【H×H】泡沫より愛をこめて (ページ17)

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【パラレルワールド？】
カルトside

母様に着いて行って、１日が終わる

訓練の途中に手紙が飛んでくるもんだからびっくりする

誰にも見えてないらしい

興味本位に手紙を開けると、一番嫌いな奴からの手紙だった

カルトへ
多分、カルトは私のこと嫌いだよね。いつも視線が痛かったもの。何にも出来ない私が出しゃばってごめんなさい。上に優秀すぎる兄弟がいるから注目されないけど、私はいつも見てたよ！4歳だよ！？すごいよ！見て、盗んで、自分のものにして、強くなろうとしてるの知ってる。私には出来ないことだったから、真似しようとして失敗したけど。カルトはみんなのいいところを半分ずつ貰ってるんだよ。一番バランスがいい気がする。だから劣ってるなんて思わないでね。最後まで迷惑かけてごめんね。大好きよ。

なに、、これ？

あいつが死んだ？

あの目障りなやつが？

ゾルディックの汚点と言われるほど無価値で無能で出来損ないのあの姉が死んだ。

僕にとっては唯一の嫌いなやつ

それが死んだのだ。

嬉しいことだ。

そのはずなのに、少し寂しいのは何故だろう。

読み切ると手紙は燃えて塵になった。

読めない漢字に振り仮名振ってるあたりあいつらしい

いやいや、いつまでも子供扱いしてくる事に腹が立つ

キ「カルトちゃん？」

カ「…はっはい。かあさま。」

キ「気を緩めてはダメよ。」

ほらお前のせいで怒られた。