【H×H】泡沫より愛をこめて (ページ12)

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Aside

やっぱりお風呂は気持ちいい〜！

前世では、まともに湯船に浸からなかったからなぁ

食事に毒が盛られているのは変わらないけど…

毎日毒に苦しみながら食事を摂り、体が蝕まれていたのが懐かしく感じる

毒を食べても辛口のソースのようにピリピリするだけ

　

『才能って、すごいわね…』

今は部屋の机で記憶の整理をしている

A・エクリプスとして生きていかなければならない

そのためにはきちんと整理をしておかなければ

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【名前】A・エクリプス

【身長】150㎝(現)168㎝(原作開始時)

【性別】女

【年齢】10歳(現)18歳(原作開始時)

【容姿】ブルーブラックの髪(腰までの長さ)、薄いあお色の瞳

【性格】冷静、個人主義

エクリプス家↓
暗殺、闇オークション、ブラックマーケット、人身売買など様々な分野にも引けを取らない名家

ゾルディック家とも仕事上関わることがある。

幼い頃に母を病で失い、父に育てられた。
何から何までの知識を叩き込まれ、ある程度の痛覚を無くしている。

この姿と仕事の速さから【闇の天使】という二つ名がある。

毒の耐性、肉体操作、電気、熱への耐性
これらの能力が備わっている。

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『ざっと、こんなものね。』

改めて、中々ハードな人生よね

先程、リサに調べ物を頼んだ

A・ゾルディックはA・エクリプスとして転生

なら現時点でA・ゾルディックはどうなっているのだろうか

現在の年月で考えるとA・ゾルディックは9歳

ゾルディック家はエクリプス家と違い情報をオープンにしている

9歳の頃の私の情報は出ているだろう

ｺﾝｺﾝ

部屋の扉がノックされる

『どうぞ』

調べ物が終わったようだ

リ「お嬢様、申し訳ありません！」

リサは深々と頭を下げた

肩は少し震えている。

そっか、こっちは人殺しだもんね

『大丈夫よ、そんなことで怒らないわ』

リ「…！あ、ありがとうございます！」

驚かれてしまった

私はこんなでは無かったのかな

リサには一旦退室してもらい、再び整理する

リサは一言謝ってきただけ。

即ち、検索結果が無いという事

この世界にA・ゾルディックは存在しない

少し、いや、かなり寂しい