私の天使2 (ページ3)

今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:31,467 hit

マジメちゃんページ3

そのあと、おかあさんが受付を済ませて帰ってくると
点滴もちょうど終わったので帰ることに

帰宅しながら安田くんに根掘り葉掘り
聞いて(くれ)るおかあさん(笑)

ジャニーズJrっていうとまた大興奮で
母「私、SMAPのキムタク大好き～」
ってハイテンション

そんなおかあさんに引くこともなく
きちんと答えてくれてる

おかげさまでわかったことは

・安田くんと亮くんは関西ジャニーズJrっていうカテゴリーにいるらしい
・SMAPとか、V6みたいにデビューするために日々がんばってるらしい

・・・ぐらいかな(笑)

おかあさんのがジャニーズに詳しくって
若干話しについていけなかったから(笑)
ヒロコにジャニーズの仕組みを教えてもらおうって心に誓った

安田くんの見慣れたお家に着くと

母「今日はほんまにありがとう。また遊んでやってね」

章「はい。って俺の方が遊んでもらってますけど(笑)」

じゃあまた
ってさわやかに家に入って行った。

『おかあさん？』

母「なに～？」

『・・・ごめんな』

母「もう、ほんまに心臓止まるかと思ったからやめてや」

『安田くんと一緒のこと言ってる(笑)』

母「安田くん、めっちゃええ子やな～
　あんた、大事にしーや？」

『・・・うん。ありがとう。』

翌日、部活があるから学校へ向かう

おかあさんに休んだら？って言われたけど
気分もスッカリよくなったから行くことにした

・・・1日楽器吹かへんなんて恐ろしくて無理

学校の正門手前で、

アキ「ななな！Jrのヤスくんと亮ちゃんと知り合いねんろ？！」

『えっ』

後ろから急に話しかけられた

ハルナ「お願いっ！ヤスくんの携帯教えて！！」

“おはよう”もないんやなぁ・・

『あの、携帯私もってないし・・・知らん』

ほんまは教えてもらってるけど・・

昨日まで挨拶しても無視するぐらいやったのに
平気で手のひら返してくる二人に嫌悪感しか抱かない

それに・・・誰も昨日倒れたことは心配してくれへん

アキ「え、どうやって連絡とってんの？家の電話？」

『え・・・っと』

ハルナ「とりあえず、次遊ぶとき教えて。これ、あたしの番号やし」

必死な顔して私の手にちぎったメモを押し付けてくる

困ったな・・・

ミホ「えっ！ずるいっ！私も！」

そのへんにいた1年生みんなが私を囲んでる

『と、とりあえず・・・!!!』

「「・・・？」」

『・・・あの、先輩来はるし、並ばへん？』