Dear My everything 4 Destiny～Donghae～ (ページ6)

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愛の証しページ6

「A！」

「ユイ…」

「どう？調子は」

「うん、いいよ。ユイ、毎日来なくてもいいのに…」

「何言ってるのよ。あたしが来たくて来てるんだから！
それよりこれ、見て！」

ユイがわたしに見せたのは、うちの出版社から出ている明日発売の週刊誌。

表紙の一番目立つ場所の見出しにわたしは息を飲んだ。

［Superjunior 、骨髄バンク登録呼び掛け！自らも登録！！そのわけは？］

「ユイ、これ…」

「うん。ドンへだよ」

「なんで…」

体が震えて文字が滲む。

「バカドンへ…なんでこんなことするの？」

「ヒョクから聞いたんだけど、ドンへ、登録出来ないなら
Superjunior やめるって言ったらしいよ。」

ドンへ…ドンへ…どうして…

「ユイ…わたしどうすればいい？
わたしのせいで、ドンへが…負担になりたくないって思ってたのに…」

「あたし、ドンへの事見直したわ。
あいつ、男だよ、マジカッコいい。ヒョクいなかったら惚れてるわw」

ドンへ…ドンへに会いたい…

「今度はさ、あんたが答える番なんじゃない？ドンへの気持ちに」

「答える？」

「そう。病気を克服すること。
それが、ドンへが示してくれた愛の証しに答える唯一の方法じゃないの？」

「愛の…証し…」

「あたしも協力するから、みんなで乗り越えよう？ね？」

「ユイ…ありがとう…」

「ありがとうなんて言わないでよ、あたし達、友達でしょ？」

わたしはただ、ユイに抱きしめられて泣く事しかできなかった。

「今日、3時から記者会見だって。
ドンへが、あんたにも見てほしいって。だからちゃんと、見るのよ？」

わたしは黙ったまま頷いた。