Dear My everything 4 Destiny～Donghae～ (ページ27)

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わがままページ27

「ん？」

「なんか…また逞しくなってない？」

「ん？ああー、ちょっと…ツアー中だから鍛えて…る…から？」

わたしは腕を離すと、眉を寄せてドンへをマジマジと見る。

「ウェー…？」

「あんまり鍛えなくていい…」

「どうして？」

「マッチョはいやだもん…」

「ええー？」

「細マッチョがいいもん」

「チェ…わかったよ…あんまり鍛えない…」

「あ、でも程よく筋肉質なのはいい」

「ワガママだなw」

そうだよ、ワガママなの。

ドンへが優しいから、わたしはどんどんワガママになってくの…
その笑顔が、わたしにだけ向けられているんだって、実感したいの…

「ドンへ…大好き…」

「俺も…」

そう言って、特別優しくて甘い、蕩けるようなキスをくれるドンヘに
ついて行くのが大変で精一杯で…でも、わたしがこんなだから
いつもここまでで…

ドンヘだって健康な26歳の男なわけで。

ホントだったらあんなことやこんなこと…って未経験のわたしが
いうのもおかしいんだけど、きっとしたいって思ってるよね…

「ドンヘ…ごめんね…わたしがこんな体だから…
その、ドンヘは若くて健康で…えっと、我慢…させちゃって…」

って言ったら、思いのほかびっくりしたドンヘ。

「え！あ？えっと…………^^;」

過剰反応じゃない？もしかして、図星？

でも…こんなわたしじゃ、無理だよね………………