Dear My everything 4 Destiny～Donghae～ (ページ18)

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胸がキュンページ18

翌日、Superjunior 全員が病院で骨髄検査を受けた。
マスコミが押し寄せることも考えられたため、
特別に夜診療が終わってからコッソリと裏手から入った。

「さすがね、Superjunior 」

話を聞きつけてやってきたユイがその様子を見ながらつぶやく。

「ユイったら、何今更感心してるの？」

「A！」

「ドンへ！」

ドンへが走ってきてわたしの手を握った。
それはいわゆる恋人繋ぎというやつで…

一瞬見つめあって、思わず照れて俯いてしまうわたしに、
ドンへがムッて口を尖らせた。

「エーイ、あんたたち、ここどこだと思ってるの～？
あんまりいちゃつかないでよ」

「ユイったら、そんなんじゃないんだってば」

「A！何？そんなんじゃないって！昨日あんなにキs」

「あーーーー！ドンへ！！なに言ってるの！？」

「えー？昨日あんなに何？」

もう！ドンへったら子供みたいなんだから！
わたしはドンへを下からメッて睨んだ。
そしたらドンへったら、ニヤッて笑ってウィンクをした。

そんな顔見たら胸がキュンって鳴って、もう怒る気にもなれないじゃない。

「俺たち、やっと気持ちが通じたんだ。俺は全然恥ずかしくないよ。
本当は、世界中のみんなに自慢したいくらいなのに、
Aは俺と一緒にいるの、恥ずかしいの？」

「そんなこと…あるわけ………なぃ…」

「だったらそんな顔しないでもっと笑って？」

「うん…」

「ハイハイ、もういいから、そういうのは二人だけの時にしてよ」

「ヒョクチェ」

ユイがヒョクの腕に絡みついた。

「ユイだって、ヒョクと付き合ってること隠してたじゃない」

「まあそれは…ねえ、ヒョク」

「うん？そうだな…別に隠そうと思ってたわけじゃないんだけどさ…
強いて言うなら、ドンへのためだ」

「何で俺？」

「だってさ、ドンへがいつまでもAヌナにモタモタしてるからさ、
なんか言い出しにくくて…」

「ヤー、モタモタってなんだよモタモタって！」

「もう！喧嘩しない！ここどこだと思ってるの？」

ユイがぱしっと言い放つと二人はシュンとなった。
さすがユイ。

こんな風に過ごしていたら、明日から治療が始まるなんて思えないほど
心は穏やかだった。