よしのがうるさい【Hokuto.Y】4

イメチェン第2弾(？) ページ13

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事の発端は、Aさんの何気ない一言。






「……髪染めたいな」






メンバー全員が一斉にAさんを見る。

みんなびっくりしてる。

ちなみにAさんもびっくりしてる。()



「え、なに、」

「ほ、ほんとに染めるんですか、？」

「んー、まぁたまにはねー」

「一生染めないって言ってたのに？！」

「キューティクル1回も傷つけたことないようなその髪を？！」

「……ごめん、なんて反応すればいいかわかんなかった」



Aさんが染めるとしたら何色だろ。

元の色が綺麗だし、ハイライトちょいちょいって入れるとか？

もう思いきって昂秀とか瑠唯さんみたいに奇抜な色？

やばい。どれでも可愛い。



「何色に染めるん」

「ハイライトとかグレージュとか？何色が似合う？」

「Aさんグレー似合いそう」

「でもねぇ、イエベだから青系似合わないんだよね」



悩むなぁ、とスマホを触るAさん。

Aさんのスマホを覗き込むと、インスタでヘアカラーを検索していた。



「……あ、これ似合いそう」



アッシュブラウン、らしい。

ブリーチあり、毛先ベージュ、ハイライト、……。



「「……めんどくさそう」」



……ということで却下。

スラーっとスクロールすると、すごい綺麗な色が見えた。



「おりーぶぐれーじゅ」

「ぜんぶひらがな」

「可愛いでしょ」

「全然」

「え゛」



あー、Aさんがこの髪型……。

可愛い。想像しただけでわかる。可愛い。



「Aさんが変える時俺も変えよっかなぁ」

「うわ、吉野真似するの」

「お揃いって言ってくださいよ」

「真似だ真似だー」



まぁ染める予定ないけど、とまたAさんはスマホを触り始めた。

なんやねーん、とか思いつつも、コロッと気が変わるのも近い将来だろうなと感付き始めた今日この頃。









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何を描きたかったんだろう。

謎は解明されず迷宮入りとなった……。

……ぽんこつ作者、勉強します。

みんなで一緒に勉強しようねっ。()


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