Pain, pain, go away ページ5
.
楽屋ではメンバーたちはみんなでワイワイ楽しそうにしている。
まぁいつも通り。
いつも通りじゃないのは私だけ。
オファーを貰ってから2日目にやります、と返事をした。
リーダー2人にもメンバーにもまだ言ってない。
そろそろ言わないと。
でもそう思う度に自信がなくなる。
いや、今日こそは言おう。
ちゃんと。
狙うは寮に帰ってご飯食べて、みんながダラダラするあの時間。
吉野がうるさくなるなんて想定内。
健太もうるさくなるなんて想定内。
かずまこがめんどくさくなるなんて想定内。
陸がめんどくさくなるなんて想定内。
大丈夫。ほっときゃ治る。()
大丈夫、大丈夫、……。
「Aさん！ねーえー！聞いてる？！」
「っ？！」
「どうしたの、何かあったの？」
「別に、」
私のおでこに手を当てる吉野。
……熱なんてねーよアホ。
つか顔ちけーよ。
照れるじゃんかアホ。()
「体調悪くなったらす！ぐ！言ってくださいね」
「はいはい、だーいじょうぶだって」
��
「お疲れ様でしたー」
吉野は今スリボで連れション行ってる。
お前ら女子高生か。
トロトロ準備してたら100%吉野に捕まる。
私のミッションはその前に楽屋から退室すること。
いざ参る。(何時代)
「Aさん今日めっちゃ準備早いっすね」
「今日“も”でしょ」
「確かに(笑)」
陣は吉野に捕まる面倒くささをよーくわかってくれてるから全然引き止めたりしない。
……ただあいつ、最近陣にも絡んでるけど。
もうそのまま陣に乗り換えて欲しい、なんて言ったら後でめんどくさいから言わない。
楽屋のドアをそっと開けて廊下の様子を見る。
よし、誰もいない。
「……めっちゃ慎重ですやん、(笑)」
「しーっ、余計な道は通らない主義なの」
「不覚にもかっこいいと思ってしまう自分がいる」
「別にかっこいいと思ってていいんだよ？！」
陣に謎の発言をされた所で、私は楽屋を出た。
『んじゃまた後でねー』なんて言って。
ん？なんでまた後でって別れるか？
だってどうせすぐ寮で会うじゃん。
.
まさかの非表示でしたごめんなさい(土下寝)
もう最近凡ミスばっかり、ポンコツすぎる……。
.
Pain, pain, go away→←Pain, pain, go away
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1806人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「THERAMPAGE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：L
| 作成日時：2020年6月12日 12時
