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丸山side
ス｢はい！オッケーでーす！ありがとうございました！！」
｢ありがとうございましたー！お疲れ様です！秀音くんも、お疲れさまー♪」
松｢お疲れ様でした！！」
時間にすると3時間ちょっと。
無事にロケも終わってスタッフさんに挨拶を済ませて近くにおるマネージャーの元へ。
マ｢次はジャニ勉です！体育会系のハードなやつですよ〜？笑」
｢マジか〜笑 でも、僕ハードなやつ好きやでー？」
次の予定を確認して送迎車に乗り込もうとした時、後ろから名前を呼ばれて振り返る。
松｢丸山さん！今日は本当にありがとうございました！楽しかったです！！」
｢いいえ〜♪こちらこそ！今度ご飯でも行こなぁー？」
松｢はい！ぜひ！次のお仕事も頑張ってください！」
｢ん、ありがとぉ〜」
秀音くんはぺこりと僕に一礼してニコニコ笑顔のまま背を向けて今日のスタッフさんの元へ走り出した。
僕もそのまま、もう一度車のステップに足をかける。
でも、僕がその車に乗り込むことはなかった。
横目で見えた。
秀音くんが走っていく···その右側から猛スピードで走ってくる黒い大型バイク。
チカチカと青く光る歩行者用の信号機。
秀音くんは止まることなく横断歩道を渡る。
近づく、あの大きなバイクが。
｢｢危ないっ！！！」
その言葉が、秀音くんに向けられたものなのか。
それとも僕に向けられたものなのか。
それは、分からなかった。
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作者名：みるく。 | 作成日時：2018年4月1日 22時
