光に手は届かない (ページ4)

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４話ページ4

Aside

私は、いじめられてた

地味で、コミュ症だっから

家には文武両道の妹が私の心を知らず言葉をかけてくる

私が毎日五時間勉強して取ったテストは87点

妹が前日１０分勉強して取ったテストは100点

親は優しかった、妹と比べなかった
けど、｢仕方ないよ、妹の方が頭いいんだから」

その言葉が大嫌いだった
親は私のために言ってくれた慰めの言葉だろうけど
死ぬほどそれが嫌いだった

でも妹はそれをきにかけることはなかった

でも、比較的私たち姉妹は仲が良かった
喧嘩はしたが、他の兄弟たちがいるところよりは少なかった

そんな珍しい喧嘩が珍しくヒートアップしたときだった

｢お前バカ！？そんなんだからこんな簡単なこともわからないんだよ！」

私がバカだ、、、、そんなことわかってたが妹にはそう言った
何て返ってくるかと思ったときだ

妹｢バカじゃない!!!私テストお姉ちゃんと違って100点だから！」

この瞬間、なにかが切れた、、、妹を私は

殴った、

当然親には怒られたがそんなこと心に一ミリもしみなかった

それから努力は意味がない
そう思い始めた

勉強はしなくなったしね
　

そうしてなにも思わなくなって暗くなっていたとき

初めてあるCMを見た、、、、LIP×LIPだ

その瞬間、人生が、生きる意味があなたにうつった

染谷勇次郎

大好きで大好きで大好きで

心の全てはあなたで一杯だった、なのに、、、千鶴の話を聞いてやっぱり努力は意味がない
その感情が私の心によみがえった

こんな気持ち、１ファンが持っていいものなのかわからなかった
でも、お願いだから

　

　『私も見てよ』