69.跳ねる ページ24
「…本当は、
もっと早く告げるべきだったんだ。…ただ、
最初は純粋に、お前を守ってやれるのか怖くて、
そのうち、だんだんバーボンの右腕とか安室透の友達とか…
恋人じゃなくてもお前が隣にいてくれるようになって、
それがあまりに心地よくて、
ずっと曖昧な関係を使って誤魔化してきた。
でも…」
零の蒼い、真っ直ぐな瞳が私を捉えて離さない。
彼は、優しく私を抱き寄せた。
「…もう俺は、お前を離したくない」
ーードクンッと、心臓が大きく跳ねる。
このうるさい心音は私だけのものか、それとも…
「永遠の約束なんて今の俺には出来ない。
だが、せめて…お前といる今を大事にしたいんだ。
だからまた、恋人として、俺と一緒に…いてほしい。」
…ああ、やっぱり。
零も緊張してるんだ。
何故か冷静な頭は、彼の胸の音をしっかりと感じ取る。
手が震えてるのも、声が強ばってるのも。
だから…冗談じゃないことくらい、すぐに分かる。
「零、あのね。…多分バレてはいたと思うんだけど、
…私、あの日からもずっとあなたが好きでした。
だから、その答えは
『はい、喜んで』だよ。」
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真柚(プロフ) - アオさん» 前回に続き何度もすみません…ありがとうございます!! (2018年5月27日 23時) (
レス) id: 8ec7fb59c7 (このIDを非表示/違反報告)
アオ - 58の夢主sideの「どうかした？」が、「どうしかした？」になっています。 (2018年5月27日 14時) (レス) id: 82f5449f8d (このIDを非表示/違反報告)
真柚(プロフ) - 明里香さん» ありがとうございます！助かりました<(_ _)> (2018年5月18日 20時) (レス) id: 8ec7fb59c7 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 誤字がありました。その旨ではなく、その胸です。 (2018年5月17日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真柚 | 作成日時：2018年5月16日 13時
