58.君の瞳に恋してる ページ13
「…で、どうする?
ここで推理を披露すればこの場はすぐに終わるだろうが…」
「後日の事情聴取が…というか、下手するとこのあと呼び出されかねない、か。
でもまあ、べとって単語が出たのならきっと…」
敢ちゃん先輩には解けてるんじゃないかな。
結衣がいつも自慢げにはなしていた彼ならこれくらい…
「…お前、分かりやすいな。誰の事考えてるか大体わかる」
「悪かったわね…」
そういいつつ、零はすこし面白くなさそうに私の髪をいじる。
「どうかした?」
「…いや、なにも。」
〜・〜・〜
降谷side
話の流れと表情で、
なんとなくあの隻眼で色黒の刑事のことを考えているのだとわかる。
…ああ、やっぱり面白くない…。
全く、我ながらベタ惚れすぎて呆れる。
君の瞳に恋してる、なんて流石に言わないが、その髪も、仕草も、
すべてが愛おしくて
「どうかした?」
「…いや、なにも。」
嘘だ、何もなくなんてない。
お前が他の男のことを考えることにさえ嫉妬するほど、
…お前に惚れてるよ、A。
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真柚(プロフ) - アオさん» 前回に続き何度もすみません…ありがとうございます!! (2018年5月27日 23時) (レス) id: 8ec7fb59c7 (このIDを非表示/違反報告)
アオ - 58の夢主sideの「どうかした?」が、「どうしかした?」になっています。 (2018年5月27日 14時) (レス) id: 82f5449f8d (このIDを非表示/違反報告)
真柚(プロフ) - 明里香さん» ありがとうございます!助かりました<(_ _)> (2018年5月18日 20時) (レス) id: 8ec7fb59c7 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 誤字がありました。その旨ではなく、その胸です。 (2018年5月17日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:真柚 | 作成日時:2018年5月16日 13時