素直になれないのは君のせい【月永レオ】 (ページ38)

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夢女子になんてなれるもんかページ38

薫｢でしょ？こういうありきたりな展開が多いんだよね〜｣

『絵文字乱用とかスラッシュ乱用は大体小中学生っぽいから見るの辞めたくなるけどもはやネタが面白いわ…』

泉｢だからなんであんた達そういうこと知ってんのぉ…？｣

敬｢そういう黒歴史は誰にでもあるものなんだ。特に投稿主のような奴らにはな｣

『分かりたくないけどそうね』

特に何も言ってないが蓮巳と何かが通じ合った。お前もネットに黒歴史を刻んだのか。

守｢実際にAが笑ったらドキッとはなるのか！？｣

『なるわけないでしょ？』

薫｢ちょっと気になるよね〜。本当にドキッてなるのかな｣

『え。お前ら今IQ3ぐらい？』

泉｢さぁ…かわいい女の子なら？｣

敬｢馬鹿だなお前ら。こんなものファンの妄想に過ぎないのに｣

守｢妄想でもあるかもしれないだろ！実際に会ったことを書いているのかもしれないしな！A1度真似てみてくれないか！？｣

なんでこいつはこんなにテンションが高くなっているのか。
3Aトリオ(のちひとり)にせがまれたためしたかなくやることにした
まぁ、減るものでもなければ感情は無いからな

『…まじでやんの？』

うんうん、と相づちをうたれる
息を吐きアイドルモードに切り替えた

『……千波Aです。よろしくお願いします！ﾆｺｯ』

薫｢うーん…可愛いんだけどね｣

泉｢まぁ、所詮営業スマイルだしねぇ｣

守｢ドキッ！とはしないな！｣

『ほらな！そういうもんだって！夢小説なんか妄想の塊よ！こんな簡単なものでときめいてどうするよ』

レ｢うわぁ、何してんだ気持ち悪いぞ｣

『なんでお前がいんのよ』

一気にアイドルスマイルからかけ離れた表情になる
タイミングというものがあんだろ。これこそ夢小説展開だよ

レ｢セナのペン返しにきた。なぁ、なんでお前さっきあんなことしてたの｣

『守沢がやれっつった』

レ｢いやそれは良いんだけどあんますんなよ。見ただけで気持ち悪いからさ！｣

言わせておけば私の完璧なアイドルスマイルに何文句つけんだよ

『はぁ？…お前…』

レ｢いつものお前の方がよっぽど可愛いからさ｣

『は、…あ、あんまそういうことも…言うなって…』

ふういうちの言葉に頬を染める
泉たちいる前で何言ってんだと言いたいが言葉がでない

薫｢そうそう、Aちゃんはああいうところあるからね。笑顔で惚れないのはそういうこと｣

敬｢あぁ、そうだな｣

守｢A！顔が真っ赤だぞ！｣

『うっさい…！』