�� ページ33
sha｢お、来たか｣
sha｢やっと｢美味いもん｣にありつける｣
sha｢このパーティー料理より、もぐもぐ、もっと美味いんやろうな、もぐもぐ、楽しみや、もぐもぐ｣
『我慢してたもんね』
sha｢うん。物凄くな｣
sha｢｢美味いもん｣はどんくらいあるんやろな。今やったらいつもの5倍は食べれそうなんやけど｣
sha｢この部屋やな｣
sha｢よし、手に入れたこの鍵で____｣
sha｢......なんや？｣
sha｢今、なんか魔法が発動したような...｣
sha｢おお......！｣
sha｢お菓子......お菓子の家や！｣
『デザートタイムだね！』
sha｢すげぇ......！｣
sha｢嘆きの館は食ったら怒られるけど、これは屋根も窓も柱も全部食べてええんよな｣
sha｢最高や｣
sha｢んじゃ、早速......ぱくっ｣
sha｢.........ん？｣
sha｢がぶっ｣
sha｢ん......？｣
sha｢もしゃもしゃ......｣
sha｢んん......？｣
『どうしたの？』
sha｢思ってたんと違う｣
sha｢味が変や......いや、味がせん｣
sha｢____あれ？｣
sha｢見てくれ、ドアの横に張り紙がしてある｣
sha｢『スイートデビルを探してね。お菓子がもっと美味しくなるよ』......？｣
『スイートデビルって？』
sha｢俺も知らん。聞いたことない名前や｣
sha｢どうやって探せばええんや？｣
sha｢でも、探すしかない。とりあえず家の中に入ってみるか｣
sha｢おお......！中も全部お菓子や......！｣
sha｢もぐ......。はぁ、やっぱり味がせん｣
sha｢かならずスイートデビルを見つけたる.....！｣
sha｢見て、テーブルの上に箱がある｣
sha｢スイートデビルはこの中に隠れとるんやないか？｣
sha｢...あかん。箱の中もお菓子だけや｣
sha｢こっちの下は......おらん｣
sha｢あ、この花もお菓子で出来とるで。もぐ......やっぱり味はせんけど...｣
sha｢この陰には...おらん｣
sha｢こっちの裏も.....あかんわ｣
sha｢姿形がわからんと難しいな...。スイートデビルはどこにおるんや？｣
『呼んでみるとか？』
sha｢それはええな｣
sha｢おーい！スイートデビルー！どこにおるんやー？｣
sha｢......応答無しや｣
sha｢困ったな......｣
sha｢折角のお菓子の家が美味しくないとか耐えられへん｣
sha｢絶対に見つけたる｣
sha｢スイートデビル...｣
sha｢もしかして、スイートデビルも甘いもんが好きなんやないか？｣
sha｢やから、甘いもんに包まれてたい...｣
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ひかり(プロフ) - スノーボールさん» わ！！ありがとうございます！大変長らくお待たせ致しました。また更新していくのでよろしくお願いします( ¨̮ ) (2022年5月17日 9時) (
レス) id: 3b3f26a775 (このIDを非表示/違反報告)
スノーボール - とっても自分好みの作品で一気見してしまいました！更新待ってます！ (2022年5月7日 19時) (レス) @page14 id: c3ce3f788c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひかり | 作成日時：2021年12月27日 18時
