�� ページ29
sha｢せやな。腹も減ったし｣
rb｢まあ、別にええけど｣
ut｢ん......？｣
ut｢え！？あれ？｣
sha｢おかしいな｣
rb｢なんで屋根裏部屋を出たら、ミュージックルームなん？｣
rb｢やっぱ変や｣
sha｢ライブラリーへのドアを開けたはずやのに｣
ut｢え？何これ____｣
『夢？』
rb｢俺、実はまだ夢見てるとか____やない、はず｣
rb｢D.D.Dも圏外やし｣
ut｢んー......｣
sha｢どうしたらええんや......？｣
ut｢えーっと......｣
rb｢ようわからんけど......｣
sha｢扉開けたら、本来出るはずない場所に出る｣
ut｢まあ、一応嘆きの館内でって事みたいやな？｣
rb｢で、どうする？｣
『とにかく扉を開けてみよう』
ut｢うん、それがええかも｣
ut｢手当り次第に扉開け続けたら、そのうち外に出られるかもな｣
sha｢じゃあ、行くぞ｣
sha｢......！！｣
rb｢キッチンや｣
ut｢まあ、墓地に繋がるよりはマシか｣
rb｢じゃあ、次の場所に____｣
sha｢待て｣
ut｢え？何？｣
sha｢ここやったら食いもんがある｣
sha｢次に移動した所で、食いもんがあるかどうか分からんやろ｣
rb｢そりゃそうやけど____｣
『移動したい』
ut｢せやんなぁ｣
rb｢心配せんでも、またキッチンに戻ってくると思う｣
sha｢絶対に戻ってこれる保証は無い｣
sha｢行きたきゃ行けばええ。俺はここに残る｣
ut｢食いもんへの執着がやばい......｣
rb｢もう、しゃーないな｣
ut｢____って、さっそく冷蔵庫漁っとるし！｣
sha｢食いもん、見っけた｣
sha｢顔が描いとる大判焼きや｣
rb｢......あ、それって____｣
rb｢ショッピの好きなアニメのやつや。えーっと、なんやっけ｣
ut｢ああ！あれや。花ルリちゃんといつも一緒におるやつ｣
ut｢つまり、ショッピのおやつ？｣
『食べちゃダメ！』
rb｢そうでもないかも｣
rb｢やって、今この状況。中からはどうにも出来んけど、外からはどうにか出来るかもしれん｣
ut｢それとショッピのおやつと何の関係が......｣
sha｢もうあかん......我慢出来ん！｣
sha｢あーん......｣
ut｢ああっ！ショッピの大判焼きがシャオちゃんの毒牙に......！｣
rb｢待って。なんか聞こえる｣
rb｢......ほら、廊下の向こうから何かが全速力で走ってくる音が____｣
shp｢俺のおーちゃんに何すんねんんんんんん！！！｣
sha｢あっ......｣
sha｢まだ食ってへんのに、取られた｣
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ひかり(プロフ) - るるさん» えええっありがとうございます😭励みになります🥹🥹これからも沢山更新続けていきますね！ (2022年7月17日 10時) (
レス) id: 3b3f26a775 (このIDを非表示/違反報告)
るる - 毎日の癒やしがこの小説です…ありがとうございますありがとうございます() (2022年7月16日 20時) (レス) @page20 id: 43746a655f (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - アンテールさん» えっっっっ！アンテールさんお久しぶりです(;;)ありがとうございます！いつもコメントが励みになっております！頑張りますね！🥹 (2022年7月6日 2時) (レス) id: 3b3f26a775 (このIDを非表示/違反報告)
アンテール(プロフ) - お久しぶりです！！！続編！めっちゃ嬉しいですｯｯｯ！もう一度最初から読み込んで来ます…!!頑張って下さい‼️ (2022年7月5日 19時) (レス) @page3 id: 798525d29d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひかり | 作成日時：2022年7月5日 11時
