タイムリープ ページ24
em｢...恐らく私は、あなたが想像する以上に長く、坊ちゃまにお仕えしておりますがｰｰｰｰ｣
em｢まさか人間を、私の部屋へ案内する時が来るなど思ってもみませんでした｣
em｢途方もなく長い時間の中では、何が起こるか分からないものですね｣
『過去に行くんじゃ無いんですか？』
em｢そうです。貴方はこれから過去へ行く｣
em｢その為には、私の部屋に向かう必要があるのですよ｣
em｢私の能力は、過去と未来を見通す力...｣
em｢私の部屋にある無数の扉を介して、誰かを過去や未来へ送る事が可能です｣
『....こうなる事を知っていたんですか？』
em｢いいえ、知りませんでした。｣
em｢それに.....｣
em｢考えてもみて下さい。これからの未来に起こる事を、全て知っているとしたらｰｰｰｰ｣
em｢ふふっ、それほど退屈な事は無い。そう思いませんか？｣
em｢だからこそ、こうして人間である貴方を私の部屋へ案内する事も、こんなに新鮮で面白い｣
em｢さあ、着きました。どうぞ｣
em｢ようこそ、私の部屋へ｣
em｢貴方を過去へ送るにあたり、いくつか注意点を申し上げます。｣
em｢過去で出会う誰かに、自分が未来から来たとバラしてはいけません｣
em｢その結果、歴史をゆがめてしまう事になりかねませんので｣
em｢同じ理由で、過去の貴方自身に会うこともおすすめ出来ません｣
em｢1番良いのは、誰にも会うことなく、話すことも無く、ロボロさんを解放した人物を確かめて帰ってくる事でしょうね｣
em｢ｰｰｰｰああ、そうそう。一番大事なことをお伝えし忘れる所でした｣
em｢元の世界に帰りたい時は、元きた扉にノックしてから入る、それだけです｣
em｢これで、同じ扉からこの場所に戻って来られます｣
em｢他に聞きたいことはありますか？｣
『大丈夫です！』
em｢頼もしいですね｣
em｢その根拠の無い自信が、空回りしないと良いのですが｣
em｢それではA。過去へ、行ってらっしゃいませ｣
扉を開け、目の前に見えたのはｰｰｰｰ
zm｢おーう！オスマン、お疲れぇ！｣
shp｢オスマンさんは何処で消えたんすか？｣
os｢肖像画の階段の所｣
ut｢な、な！トントンとA、2人きりになった？良い感じやった？｣
os｢俺はその場を離れたから、分からんわ｣
トントンと2人きりになった時の彼らだった
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ひかり(プロフ) - 正夢逆夢さん» ありがとうございます！前作からコピペをしてきたので固定のままでした...申し訳ありません...訂正致しました！コメントありがとうございます！ (2021年2月20日 21時) (
レス) id: 3b3f26a775 (このIDを非表示/違反報告)
正夢逆夢(プロフ) - 続編おめでとうございます！いつも楽しんで読ませてもらってます。キャラ紹介の夢主の名前が｢ひかり｣で固定になってますよ。 (2021年2月20日 13時) (レス) id: e4ce437258 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひかり | 作成日時：2021年2月20日 12時
