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目を覚ますとふと腹部の温もりに違和感を感じる。
今日は、土曜日…お休みなため、急がず、ゆっくりと布団をめくった。
『………ノーマン』
私の腹部を抱きしめ、すーすー寝る彼…
髪をひとすくいするとサラサラと、彼の髪がゆっくりと落ちる。
こんな、幸せな時が毎日続けばいいのに、、、
「ん、……ふぁぁ…ふ……A?……おはよ…」
『おはよ…』
そういい、私はノーマンを抱きしめる
『あれ?なんでノーマンがここにいるの?』
「あれ?今日、エマと、レイと遊ぶ約束をしたじゃないか」
私は過去の記憶を掘り返す…確かに昨日帰り際に言われたような?
私は、焦りだし、起き上がる
『やべっ…遅れるっ!』
「あぁ、安心して、まだ4時間もあるよ」
机の上にある時計を見ると約束の12時より4時間まえの8時あたりである。
私は、一息ついてまだベッドに身体を預けた。
『はぁ…焦ったぁ……』
「ふふ、弾んだ〜♪」
2人でベッドに飛び込んだため弾む
私はふと思ったことを言う
『てかさ、いつから布団に潜り込んだ?』
「んー0時くらい?……ふふ♪…もうちょっと早かったらいいの見れた気がするけど…?」
彼はもぞもぞと、私の顔の近くへ行くとにやりと笑った。
私はひとつの冷や汗を流したが気にせず笑顔で答える。
『あははーなんのことやら』
「誤魔化さないでよ」
『っ、』
鼻が当たりそうなほどまでより一層近づいて、見つめてくる。
「布団の中に入った時匂いがしたんだ」
僕としてる時の、君の匂い
私は、ピクリと肩が跳ねる
「甘くて、ちょっとほろ苦い……僕しか匂えない、僕しか知らない…君の身体から出る匂い。」
ひとりでしてたんでしょ?
そう言ってひとつキスを落とした。
『…っ、ちがう』
「僕のこと想像した?…あぁ、それとも噛まれたあととか、なぞったりしてる?」
『ちがうっ……』
「僕に嘘なんて効かないよ?僕がいつもぎゅっと抱きしめてるぬいぐるみ抱きしめてさ。」
私の中で何が切れた
『っ、やめてっ!!』
私は、ノーマンの肩を掴み押し退ける
私は、そのままベッドから飛び降り銃を持ち、扉の前で銃を構えた。
『っはっ、はっ……触るなっ!もう、これ以上近寄るなっ!……窓から入ったんでしょ……出てって、あと今日の遊びは3人で行って。』
ノーマンは、私の顔を少しだけ見たあと、窓から飛び降りた。
私は、その場に座り込み床を見つめる。
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朝はパンよりご飯派 - がんばれ〜 (2022年8月14日 12時) (レス) @page8 id: 913863b25c (このIDを非表示/違反報告)
ハリネコ - あの!続き、たのしみにしてます! (2021年9月16日 5時) (レス) id: fc86d67b7f (このIDを非表示/違反報告)
ぽぬぽぬ - 続編おめでとうございます!!にっこり笑顔さんの作るストーリーが大好きで気づいたらどハマりしてました笑 ずっと待ってるので更新頑張ってください!楽しみにしてます!! (2021年1月12日 6時) (レス) id: a67fbf917d (このIDを非表示/違反報告)
みかん - 続編おめでとうございます!ほかの作品ともに更新頑張ってください!楽しみに待ってます!! (2019年5月25日 23時) (レス) id: 1df12e5f71 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:にっこり笑顔 | 作成日時:2019年5月19日 18時