今日も君を【約束のネバーランド】ノーマン

40 ページ43

やっと始まった学園祭。ハロウィンも近いので仮装している子達がいっぱいいた。私は、食べ物を調理室から運んでいるため忙しい。


カフェの中に入ると人がいっぱいおり私は嬉しくなる。

カーテンで閉ざされた関係者以外立入禁止を通り抜け私は食べ物を置いた

『はいっ！持ってきたよ！』

「ありがとうっ、Aちゃんは接客係行って？今レイくんとノーマンくんだけで大変なのっ！」

『了解』


私はカーテンをくぐり抜け、ノーマンの方へ行く、やはり彼の周りには学園の生徒や遊びに来た他校の生徒がうじゃうじゃ、

私は、ちょうど男装しているので女子の集団を抜けノーマンの手を取る


『ノーマン、なに浮気してんの？』


と、声を下げて言うと、彼は目を少し丸くしそこ後私の顎に手を添え上にあげた。

「浮気なんかしてないよ…もう、嫉妬深いダーリンだな〜♪」

『ダーリンじゃないし、ほら、仕事するぞ』


黄色い歓声を浴びながら接客する。


『いらっしゃいませお嬢様、ご主人様…お席はこちらになります』





と、案内するとピンポンと音がなる。


『はい、ただいま！』


私は音が鳴ったテーブルまで行き話かけた



『いらっしゃいませ。ご注文は何に致しますか？』

「え、っ…と、//コーヒーと、チョコケーキで…///」

『かしこまりました…少々お待ちくださいませ、お嬢様』


私はお客様の右手を取り甲にキスをひとつ落とし裏のカウンターまで行く。


『コーヒー、チョコケーキひとつ』

「はーい♪今コーヒー作りまーす」

とエマが笑顔で答える。ふとレイとノーマンを見ると


「レイ、よしよし♪」

「っ！なんで撫でられなくちゃなんねーの？」

と、お客様のご希望通り色々してあげていた。

41→←39

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す