今日も君を【約束のネバーランド】ノーマン

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カシャカシャと音が鳴り響くこの空間、
今私は、綺麗な紅いドレスをまとい、綺麗な白のソファーに寝そべって向けられているカメラに目線をやる。


「いいよっ♪Aちゃん♪」

と、カメラマンのに言われる。


「ほかの3人♪来て♪」


はい♪


と、マントを靡かせタキシードを着たエマと、ノーマン、逆にマントを纏わないレイがやってくる…
まさかあんなこと言われるなんて







「お願いっ！写真部のコーナーに飾る写真がすくなすぎてっ、モデルやってくれない？」


もちろん喜んで受けたが、まさかコンセプトがハロウィンに近いからってヴァンパイアと、餌役なんて…まさかのノーマンと、エマがヴァンパイアで、レイて私が餌なんてとんだ偶然しかないよね。



セットがソファーのセットからベッドに変わる…

正直、どこから持ってきたのか知りたい。


「まず、エマちゃんとレイくんお願い」


と、レイが寝そべり、エマは上に被さる…

「きゃぁ♡いいよ♪手とか握って？」

そう言ってちゃんと握ってあげる当たりエマは優しい

レイはちょっと顔が紅くなっているが。


「次っ！ノーマンくん！Aちゃん！」

「はーい、行こうA」



私達はベッドに、近づくと先にノーマンが寝た

突然のことに戸惑うが、エマが覆いかぶさったなら今度は餌が食されに行こうというなんとなくの察しで、私はギシッと音を鳴らしノーマンを見る


「おぉっ！いいよ♡素晴らしいっ」

とかいうけどカメラマンは数人いる。誰かは絶対、ノーマンのことが好きな人なんているはずだ

「はい！んじゃ！ノーマンくんとレイくん交代！」




「マジでどうしようか…ポーズ」

『どうしようかね…』


2人で悩んでいるとノーマンが


「君たちは被食者でしょ？被食者なりに捕食者を誘惑してみれば？」


その言葉に私は閃いた


『ふっ、分かった』


『レイ、私寝そべって膝曲げるから…下腹部辺りにうつ伏せで乗って？』

そう指示しレイはそのようにした。

『ノーマン、リボン！2つっ！私とレイに縛り付けて！』


「は？お前何言って」


私はノーマンに、レイはエマに手首を縛られる
レイは恥ずかしさのあまり腕に顔を埋めていた…

「ひぁぁぁあ♡色気が素晴らしいよっ！目線こっちにっ！」


私は、結ったリボンの端を軽く噛み目線をカメラに向ける。

ふと隣で、ノーマンが妖艶な笑みをしながらひとつ汗をかいていた。





少しの仕返しだ…








そう思いながら
私も妖艶な笑み浮かべた

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