今日も君を【約束のネバーランド】ノーマン

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あのあと、私達は服屋に行った。

『うわー、ちょっとこれ恥ずかしいやつ…』

「Aには抵抗のありすぎるスカートだね」

『ひえー、短い…いや、短いのはいいんだけど短すぎる』


「なんで、短いのは嫌なの？？」


ふと聞かれた彼の問いに私は考えたが…あれしか思いつかないため俯く……


「あ、もしかして…」


彼が近づき耳元まで顔を持っていき口を開けば



「僕の…跡…見えちゃうから……とか？」


吐息混じりの彼の声で感覚を軽く思い出す…
私だけにしか聞かせない彼の声と彼の牙……
私の顔を紅くさせるのには充分すぎて、私は、耳に熱を持ち始めた。


「ふふ、正解だね、ほんとそういうとこかわいい…僕の跡なんかのために隠してるなんて…」


『あ、跡なんかじゃない、…跡だからバレたらまずいでしょ…？』


「ふふ、まずいね、………あ、そうだ。」



彼は私に似合いそうなものをぱぱっと取り試着室まで連れて行かれる。


2人で入り彼は急に上半身の服をはだけさせた…




『ちょっ！な、な、何してっ』


思いもよらない彼の行動にドキリと跳ねるのと同時に小さい声で怒鳴る



1人ぐらいしか入れない小さな試着室で密着する私達…

ふと彼が


「…付けていいよあと…好きなとこ…」


目の前には彼の首筋から喉仏、鎖骨と……

私の顔の横に手を添え近づく。

横は彼の吐息



『…っ』


「ほら、早くつけないと…まぁ、いっぱい服取ったから時間もかかるとスタッフは思うけど……」



私が手を彼の鎖骨に滑らせキスをひとつ落とすと


「ん、焦らすのはだめ…」

と、そういう行為をする時以上に声を高くし…小声で私の耳の中に直接入り、脳へ刺激した。


少し、私は何かに目覚めてしまったかもしれない…

私は、意を決して彼の鎖骨に深いキスを落とす。

「っ、…ついた？」


本当は、ちゃんと着いている…綺麗な紅の華が私より白い彼の肌に咲いている…


『ごめん、まだ綺麗についてないよ』


と、嘘をついた私は横を向き今度は首筋へと華を咲かせた。



「んっ…こら、あとはいっこだけにしてほしかった」


仕返しと言われた彼に…今度は私の鎖骨辺りに華を咲かせてきた。



「もう、…僕ってほんと優しいよね…鎖骨にしてあげたんだから。」



『ありがと、ね、せっかくだから着替えてみてもい？』


「もちろんだよ、あ、その前にさ。」




服直すの手伝って？



『分かったって、直したら出てね、着替えられない』



「はいはーい♪」

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