おじさん？ ページ45
少しの沈黙が続いた…
エマがふと問う。
「あなたがミネルヴァさん？」
少し大人びた人はエマをしっかりと見て違うと答えた。
「お生憎さま俺はＷ・ミネルヴァじゃない」
すると兄さんは
「じゃあミネルヴァさんを出してくれ、俺たちはここへミネルヴァさんに会いに来たんだ。」
兄さん、ここにミネルヴァさんは……
「いないよ」
お菓子を食べ、エマたちが驚いている中淡々と言葉を喋る。
「お気の毒さま、ここにミネルヴァはいない」
そう…いない……ミネルヴァさんはいない…。
「見たとこあんたもミネルヴァを知ってるよな、詳しく聞きたい…ミネルヴァは今どこにいる？」
笑いながら彼は「知らねぇ」と答えた。
「あんた何者だ？ここで何している？」
兄さんは私の隣で凄まじい殺気を起こす中
「何者かって？……せんぱいだよGFじゃないけどな」
ペンと、腹部にある認識番号を見せながら
「13年前グローリー=ベル(GB)って農園から逃げてきた…仲間と一緒に…こいつを頼りに」
「俺もお前らと同じミネルヴァを探してここへ来た、しかし…」
エマの前まで歩み寄りしゃが見込む。
「実際来てみたらミネルヴァはいねぇし、待てど暮らせど現れもしねぇ嘘つきって思ったね…でも、このシェルターには感謝した。……水、食料、電気、移住スペース…全て整ってた。世界についての情報や資料も……ミネルヴァ万歳だ。」
ふとエマが。
「それで、今仲間の人達は…？」
「死んだよ、全員…今は俺一人だ。」
エマ達が暗い顔をする中彼は
「ああーっ！！暗くなるな暗くなるな！！全部昔の話しだ！！見ろ今疾うにミネルヴァ探しもやめてこうして楽しくやっている、てかお前らこそ何者だ…？っつってもここを見りゃ分かるか。」
と自分の首をとんとんと触り笑みを見せる。
「まぁ要はななぜお前ら見たいなど素人のザコが16人全員1人も死なさずに生き残っちまっているのかってことだ」
私は、驚いた。…何故あなたがそんなことを言うのか…………そして気づいてしまった……
腰元に銃が隠されていることに……
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卯月 凛花(プロフ) - できることなら続きが見たいです………！！ お願いできますかぁ？ (2020年1月7日 15時) (
レス) id: d67b470959 (このIDを非表示/違反報告)
にっこり笑顔(プロフ) - まろまろさん» コメントありがとうございます！頑張りますっ！！ (2019年4月18日 15時) (レス) id: 0d32b4e7d7 (このIDを非表示/違反報告)
まろまろ - 頑張ってください！！ (2019年4月18日 15時) (レス) id: b9e42e7531 (このIDを非表示/違反報告)
にっこり笑顔(プロフ) - 加代さん» ありがとうございます♪ゆっくりになってしまいますが、更新頑張りますねっ！ (2019年4月4日 11時) (レス) id: 0d32b4e7d7 (このIDを非表示/違反報告)
加代 - えっこの小説すごく面白い。更新頑張ってください。 (2019年4月4日 11時) (レス) id: a816b5f74f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にっこり笑顔 | 作成日時：2019年4月2日 1時
