ソンジュ ページ40
『まぁ、なんで私がソンジュを知ってるかだよね？』
「まぁ、何となく察してる…」
私は、腕を組み胡座をかいた…
『まさか、死んだかと思えば前世の記憶を持ってまた生まれ変わるなんてね…』
「……通りで俺が教えた弓使いをしているわけだ」
『あはは、あの後ソンジュ達と別れたあと、いろいろ頑張ったんだけどさ…結局……脳を自分で散乱させて、そのままぽっくりいったよ…』
「そうか……」
『ねぇ、あれから何年経っている？……』
「10年は軽く超えてる……」
『そう……ありがとう』
私は、彼の腕に頭を乗せる…
「飯はいいのか？…」
そう言ってくる彼に
『いいわ、私はまだ平気よ、…まだ眠い…』
「……じきに2人が来るはずだ…背中のマントに隠れていなさい」
そう言われたので素直に背中のマントに身を隠した。
「……全ての始まりは、この約束からだ…はるか昔…人間と鬼が交わした約束……ここは鬼の世界…そもそも人間の世界なんかじゃないんだ…ちゃんと別の世界がある……」
黙々とソンジュの話が終わるとエマとレイが震える……
「……レイ……」
「あぁ……」
2人は拳を握り上に上げた
「「やった！！よかった！！」」
「最悪だけど！最悪だけどっ！！その先があった！！」
「ああっ！思っていたより！ずっと！よかった！！」
焦った彼は突っ込みを入れた。
「し、しかし行く方法が…」
彼の声に被さりエマが一回り大きな声をだした。
「そんなのは探し出してみせる！」
「ああ！絶対に…探し出す」
「ありがとうソンジュ！いい話を聞けた！」
「……明日…出口まで連れていく、明日のために寝なさい…」
「うん！おやすみなさい！」
ふとレイが口を開く…
「なぁ…Aは、どこだ…」
「……どこかふらふら歩いているはずさ、見つけたら寝かしに連れていく、安心しな」
「……ありがとう」
2人は目を擦りながらも入口に向かって歩き出した……それとすれ違いでムジカがやってきた
私はマントから顔を出す
「やっぱり♪Aちゃんだったのね？…ソンジュとの話を少し聞いてしまって…」
『ムジカ…久しぶり♪元気だった？』
「えぇ、元気よ♪」
私は、ふと2人の顔を見たあと真剣な眼差しを向けた
『ねぇ、ソンジュ…ムジカ……お願いがあって………協力して欲しいの…特にムジカには……』
「…やれることなら協力するわ…」
「あぁ、協力する」
『あのね、＿＿＿＿＿＿＿』
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卯月 凛花(プロフ) - できることなら続きが見たいです………！！ お願いできますかぁ？ (2020年1月7日 15時) (
レス) id: d67b470959 (このIDを非表示/違反報告)
にっこり笑顔(プロフ) - まろまろさん» コメントありがとうございます！頑張りますっ！！ (2019年4月18日 15時) (レス) id: 0d32b4e7d7 (このIDを非表示/違反報告)
まろまろ - 頑張ってください！！ (2019年4月18日 15時) (レス) id: b9e42e7531 (このIDを非表示/違反報告)
にっこり笑顔(プロフ) - 加代さん» ありがとうございます♪ゆっくりになってしまいますが、更新頑張りますねっ！ (2019年4月4日 11時) (レス) id: 0d32b4e7d7 (このIDを非表示/違反報告)
加代 - えっこの小説すごく面白い。更新頑張ってください。 (2019年4月4日 11時) (レス) id: a816b5f74f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にっこり笑顔 | 作成日時：2019年4月2日 1時
