鬼の副長の妹は失声症 (ページ20)

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18話 (土方side) ページ20

転海屋蔵馬当馬
ミツバの婚約者が武器の密売攘夷浪士と繋がっていた事を知った俺は、逮捕しようと、1人で極秘にしていた。山崎だけには、話していた

だか、あろう事か、Aまで、着いてきやがった。俺が来るな、そう言っても聞かねぇ

だから、仕方なく連れてく事にしたが……

まさか、こうなるとは、思ってもみなかった………。

A「……ｯ……。」

俺は、足を撃たれその場に倒れ込んだ
それを見た奴らが襲いかかってきて
危機だと思った。だが、刀をAが受け止めた。

「……A……お前ｯ…死ぬぞ……」

助けられたのは、ありがてぇ
だからと言って妹に守られるなんざ恥だ
動けるはずもなく、その場を動けなかった。
その間にもAは、斬り倒していく。
まるで、慣れてるかのような手つきで……

「……すまねぇ……A……」

Aは、手を差し出してきて立たしてもらった。
足を負傷していてまともに立てやしねぇし
大人しく、肩を借りることにしたが……
この状況あとから見たらからかわれるんだろうよ。今は、そんな事考えてる暇は、ねぇな

俺たちAと、2人は、蔵馬の元に向かった。
あいつだけは、許さねぇ……。