応援 ページ22
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カルエゴ先生に起こされ、目が覚める。
遅刻のことを咎められたあと、帰るよう促された。
そんなに寝ていたのか、と伸びをしながら席を立つ。
机の上には、昨日オペラさんに向かって投げたはずの鞄が置かれていた。
鞄の上に、「返しておきます 入間」と付箋が貼られており、入間くんが持っていてくれたのだと気づいた。
小っ恥ずかしい思いで鞄を持ち下校する。
随分と懐かしい夢を見た。複雑な思いに眉を顰める。
すると、ポケットに入れていたス魔ホの着信音が鳴った。確認すると、いつの間にかグループ魔インが作られていた。
〈入間様、特訓はどうでしたか？〉
というアズくんの魔インを邪魔するクララ。
私は発言しない方が良さそうだ。
寝ている間に、入間くんは処刑玉砲の特訓をしていたらしい。たかが処刑玉砲に？ とは思うが、昇級がかかっているのだから真剣になるのも無理はないか。
なんせ、入間くんは
そりゃあ必死になるだろう。
まぁ私には関係ないか、とス魔ホをしまおうとした時。
今度は着信音が鳴った。
突然のことに顔を顰めながら電話に出る。
「はいもしもし？」
「Aやっほー！」
「クララじゃん。どうしたの？」
「明日アズアズと入間ちの応援に行くけど、Aもくるよね！」
「え？ いや別にいいよ」
「ダメー！ Aも一緒にいこ！」
「なんのための確認なの…？」
半ば強制的に決められてしまい、断る隙もなく電話を切られた。
入間くんの特訓は、アズくんの話によるとオペラさんが務めているみたいだ。
そんなの、避けようとどう頑張っても鉢合わせるに決まっている。
どうしよう、と考えるだけ無駄で。
翌日、逃げる隙もなくクララに捕まり、なくなく入間くんの特訓に足を運ぶこととなった。
「アズくん、クララ、Aまで！ みんな来てくれたんだね！」
「はい！ 入間様、頑張ってください！」
「入間ち頑張れー！」
入間くんは私の元に来て、ひっそり耳打ちをしてくれた。
「……A、来てくれてありがとう」
「私はクララに捕まっただけ。あのひとに会いに来たわけじゃないからね」
「うん、分かってる」
「おや、それは聞き捨てなりませんね」
背後からオペラさんが割り込んできて、思わず「げっ」と品のない声を出してしまう。
しかしオペラさんはなんてことないように、入間くんに体を向き直した。
「それでは入間様。練習を再開しますよ」
「はい、お願いします！」
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ペグ(プロフ) - あまねさん» あまねさん、コメントありがとうございます！ご期待に添えるよう、精進します！·͜· ꕤ︎︎ (5月10日 16時) (
レス) id: a660ffe1a2 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - 好きですぅぅ (5月9日 9時) (レス) @page45 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
ペグ(プロフ) - めぇちゃりおる.⁠｡⁠*⁠♡さん» 嬉しいお言葉、ありがとうございます！多忙期により更新が不安定ですが、暖かい目で見守ってください₍ᐢ‥ᐢ₎ ♡ (2月15日 15時) (レス) id: a660ffe1a2 (このIDを非表示/違反報告)
めぇちゃりおる.｡*♡ - この作品読んだ瞬間お気に入りになりました！！更新も楽しみにしてます！ (2月15日 14時) (レス) @page26 id: 094e17a662 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ペグ | 作成日時：2024年1月30日 22時
