8 ページ9
A『アルミン、エレン。おはよう。』
ミカサの手を引いてふたりの元へ行く。
勢いよく引きすぎたようでミカサは驚いていた。
アルミン「おはようA、ミカサ。」
エレン「おお、A珍しいな。」
クワッと欠伸をしてエレンが答える。
ミカサ「エレン、寝癖ついてる。」
ミカサが親切に手を伸ばすと
エレン「ちょ、やめろよ」
エレンが全力で拒否する。解せぬ。
せっかくミカサが治してくれようとしてるのに、何が嫌なんだか。
A『あ、アルミンにお願いしたい事あるんだ、聞いてくれる?』
ずっと、頼みたいことがあったのだ。
アルミン「いいよ、何かあったの?」
にっこりと承諾してくれた後何かあったの?と、聞いてくれる辺りアルミンは優しい。
A『うん。ちょっとね座学の所が分かんなくてね。ジャンにも教えて貰ったんだけどやっぱり難しくて。 』
馬鹿な訳じゃないんだよ。頭の回転は悪くないはずなんだけど、どうしても母語の成績が悪い。
A『アルミン頭いいからおしえて貰えないかなって、あっ、試験も近いからやだったら嫌って言ってね。』
アルミンだって忙しい、そんな時間無いかもしれない。
そうなったらしょうがない、ジャンに頼らなければならない。
アルミン「全然大丈夫だよ、でもAは理系得意だったよね?コニーとサシャにも頼まれたから教えて貰うことになるかもしれない。」
困りまゆをみる限り教えてというより、泣き付かれたという感じだろう。
A『!!誰かに教える、初めて、楽しみ!!』
嬉しくて変な喋り方してたら
エレン「なんでカタコトなんだよ。」
エレンに突っ込まれた。
A『う、うるさいな、嬉しかったんだよ。』
朝だから機嫌悪いのか?
ミカサ「A早く食べないと遅れてしまう。私が持ってきたから食べて。」
ミカサの手には朝食が2つ。エレンの手にも2つ。
どうやら私たちが話している間に持ってきてくれたらしい。
A『あ、ごめんありがとうミカサ。』
アルミン「エレンもごめん、ありがとう。」
ミカサは、うんと頷き、エレンは早く食べろよ。と一言。
朝食を食べられる時間が15分しか無かったのは焦った。
133人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ラーメン(プロフ) - ああさん» はじめまして、ありがとうございます。是非是非また見に来てください (11月11日 0時) (レス) id: dbc4e4b5dc (このIDを非表示/違反報告)
ああ - こんにちは!はじめまして!この作品とっても面白いですね!このあとの展開が気になります! (11月9日 14時) (レス) @page40 id: 26843e8005 (このIDを非表示/違反報告)
ラーメン(プロフ) - ありがとうございます!初コメ嬉しいです!学校のパソコンに感謝ですね。また見に来てくれてありがとうございます! (2021年5月1日 11時) (レス) id: dbc4e4b5dc (このIDを非表示/違反報告)
MATSUNO NANA(プロフ) - 初コメ失礼します!実は学校のパソコンで見かけて気になったのでまた見に来ました!更新頑張って下さい!!! (2021年4月30日 23時) (レス) id: 288501894e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ラーメン | 作成日時:2021年3月19日 21時