7 ページ8
A『いやぁ、眠いっ！驚くほど眠いっ！』
頬をグニグニしてまだ眠い。と我儘を言う顔をほぐす。
ジャン｢おい、お前髪結んで欲しいなら動くなよ。｣
コニー｢そう言いながらめっちゃ手慣れてんじゃん。口に櫛なんて咥えてさ。｣
ジャン｢あ？髪結ぶのに櫛はいるだろうが。｣
上が煩いな。なんか争ってる。
てかさ、さっきからずっと思ってんだけどさ
A『ジャン、髪痛い。引っ張ってる。』
喧嘩してるせいか力入りすぎてんのよ。
ジャン｢お、わりぃわりぃ。｣
A『思ってないじゃん！！』
叫んでたら
お前が叫んでる間に終わったと言われた。
A『あ、ホントだありがとうジャン。やっぱりジャンは器用だよねぇ。こんな器用な手を有効活用する私は贅沢ものだ。』
そう言ってから最近仲良くなったミカサに
A『ミカサ、朝ごはん食べよ。』
って言ったら無言でコクンと頷かれた。はやぁ、かわいいじゃん。
A『じゃあエレンとアルミンもかな？いつも一緒に居るよね！あ、アルミンと言えばお願いしたい事あるんだ。丁度いいや、早く行こ！』
ーーーーー
ＮＯside
訓令兵になって数ヶ月、色々な人がいたし、色々な事があった。
その中でも特にAは個性的でジャンがいないと何も出来ない。
Aはとにかくジャンで、転んではジャン、疲れてもジャン、お腹かが空いてもジャン、眠くてもジャン。
とにかくジャンであった。
最初はその近すぎる2人の距離感に違和感を覚えた周りの人はこの数ヶ月感覚が麻痺していた。
あろうことかもう、皆の中のAは自身の妹か、と思えるほどになってしまったのだ。
Aがジャンのことを頼るのは知っているが、勿論ジャンもAに付きっきりになることは出来ない。
ので、最近はよくAの事の面倒を見ることも増えている。
女子に至ってはもう、本物のお姉さんである。
基本Aはジャンがいないと自立心が芽生えるのか自分で何かをやろうとする。
確かにそれは偉い。だが、行動全てが危うい。
その結果女子の中では、いかに気づかれないようにAをてつだうのか。と言う戦争がぼっ発している。
男子があからさまに手伝おうとすると、めちゃくちゃ睨まれる。
もう何か(うちの子が頑張ってんでしょうが)
って感じ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 133人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ラーメン(プロフ) - ああさん» はじめまして、ありがとうございます。是非是非また見に来てください (11月11日 0時) (
レス) id: dbc4e4b5dc (このIDを非表示/違反報告)
ああ - こんにちは！はじめまして！この作品とっても面白いですね！このあとの展開が気になります！ (11月9日 14時) (レス) @page40 id: 26843e8005 (このIDを非表示/違反報告)
ラーメン(プロフ) - ありがとうございます！初コメ嬉しいです！学校のパソコンに感謝ですね。また見に来てくれてありがとうございます！ (2021年5月1日 11時) (レス) id: dbc4e4b5dc (このIDを非表示/違反報告)
MATSUNO NANA(プロフ) - 初コメ失礼します！実は学校のパソコンで見かけて気になったのでまた見に来ました！更新頑張って下さい！！！ (2021年4月30日 23時) (レス) id: 288501894e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ラーメン | 作成日時：2021年3月19日 21時
