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パシフィストは当時二十五歳として、現在は三十五歳。

しかし、白いドレスを着て微笑んでいる彼女は、とてもそんな年齢には見えない。

クイーン「不老不死の薬でも見つけたのかい?」

クイーンがいった。

パシ「そういうあなたも、すこしも変わっていないのね…っていいたいけど、いつも変装してるから、なんともいえないわ」

肩をすくめて、パシフィストがいった。

ジョ「パシフィストさんは、お仕事で四龍島城砦にいかれるんですね。」

ジョーカーが聞く。

パシ「ええ、そうよ。」

ジョーカーは、目を細めてこたえるパシフィスト。

ジョ「お仕事は、なにを?」

クイーン「遺跡荒らし(トレジャー・ハンター)だよ。」

答えたのはクイーン。

そのクイーンの足を、白い尖った靴で踏みつけて反論するパシフィスト。

パシ「人聞きの悪いことをいわないでほしいわね。
私の仕事は、考古学者。
そりゃ、ほかの学者より先に遺跡を見つけるために、すこしばかり手荒いことをしたり、見つけた遺跡を護るために、ほかの学者に見つからないように隠したりはするけど…。」

ジョーカーがそういうのを、遺跡荒らしっていうんじゃないだろうか、と疑問に思うのとは反対にそれを聞いたAは目を輝かせる。

そして、心に決めた。

次の仕事は危険がたぁくさん詰まった呪いをかけられてる系の遺跡へ、古代の秘宝を取りに行くのはどう?とクイーンを誘おうと。

パシ「でも、勘違いしないでねお2人とも。
私が遺跡を隠したりするのは、すべて研究のためなの。
私利私欲で、遺跡荒らしみたいなてるんじゃないのよ。」

2人はパシフィストのことばに頷いた。

頷かないと、足をふまれるような怖さがあったからだ。

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作者名:ラーメン | 作成日時:2023年7月22日 1時

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